【ご家族向け】拒食症なのに食費が高い理由

拒食症の食費に悩む母親向け

*最近、食費がエスカレートしていませんか?

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

一般的には、拒食症の人は「ほとんど食べない人」というイメージを持たれると思います。

しかし、多くの場合、拒食症の人は「食べない」のではなく、「かなり偏った食べ方をする」場合が多いようです。

・自分が決めたものを何年もずっと食べ続ける
・カロリーを厳守する
・いつも同じ時間に食事をする
・値段を問わず、「こだわり食材」をお取り寄せする…etc.

といった傾向がよく見られます。

食費が高くなるのは、

・こだわり食材の購入
・大量の野菜を欠かさない
・ゼロキロカロリー食品を日常的に摂取

などが理由として考えられます(この話題はYouTube動画でもすごく人気です)。

結局…

ふつうのものを
ふつうに食べられるようになること

これが1番健康的で、1番安上りなのです^^

そういう私も、拒食症時代は、間食で栄養を補っていた時期がありました。

常にクラッカーを持ち歩いていましたし、おから入りのパンを普通のパン代わりに食べていたり、遠方までこだわりパンを買いに行ったり…

「少しでも食べる努力をているのだから!」という大義名分ばかり言っていましたね(^^;)

でも、ホントに治る努力をするなら、

ふつうの食事

を毎食食べるべきでした。。。反省と後悔しかないです(涙)。

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ご家族にとっては、高い食費をいつまで負担させられるのか!?という現実的な問題がせまってくることと思います。

だからこそ、拒食症の初期の段階から特別扱いしないことです。

特別扱いをすでに始めてしまっている方は、期限を設けていきましょう。

ご家族にオススメのブログ記事をご紹介します。

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