
*拒食症・過食症の通院、なんとなく続けていませんか?
中村綾子です。
摂食障害の通院時代、いろんな疑問がありました。
当時の疑問が今のカウンセラーとしての原動力になっているといっても過言ではありません。
「回復スケジュールの立て方」は大変ご好評いただいてますので、動画の背景をお届けします。
この動画を作ろうと思った理由というのも、摂食障害時代の主治医とのやり取りにあります。
摂食障害の克服:「良くなったね」は誉め言葉か?
私が転院10回してきたっていうことを、これまでもブログなどで書いていると思いますが…
摂食障害時代の終盤のほうに、通ったクリニックですね、毎回言われることばかりました。
それは、
「良くなったね」
です。
良くなったって誉めてもらえること、最初はとても嬉しかったです。
これまでの通院で一度も褒めてもらったことがなかったので、もうこの先生に会うと誉めてもらえる。
それが嬉しくて、私のモチベーションにもなりました。
ただ、ずっと続くんですよね。
毎回、良くなったねって言われる。
うまく行かないことを話しているはずなのに、よくなったねって言われる。
なんだろう?と。
摂食障害時代:2つの疑問が起きました。
当時、主治医とのやり取りから、こんな疑問がうまれました。
1つ目、いったいいつまで、どこまで良くなればいいのか?
2つ目、もしかしてこの先生、私のことをバカにしてるの?
摂食障害って「こうなったら治った」というゴールが設定されない場合がほとんどですし、治療関係の中でそうした話がないまま、いきなり治療が始まることが多いです。
拒食症の場合は体重とにかく増やすみたいなことが言われがちです。
しかし、体の状態がほぼ普通に戻った後は、明確なゴールがない限り《先行き不透明》のまま、ただただ何となく通院しているという方が少なくないと思います。
そして私自身もこの「良くなったね」を繰り返す主治医のもとに、
・どうして通院してるんだろう?
・どこまで良くなればいいんだろう
という悶々とした気持ちをすごく抱えていました。
カウンセラー視点:摂食障害の回復に《必要》なこと
私は、摂食障害専門カウンセラーとして、
いつまでに
どこまで
良くなるべきか
ということを明確にすることが、実は回復の近道だと考えます。
【動画】回復スケジュールの立て方では、【具体的】にお届けして行きます。
ぜひ、考えるきっかけにしてください。
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