摂食障害の家族相談

太る食べ物?痩せる食べ物?「ゼロか100か思考」を手放そう

摂食障害専門カウンセリング

*ご飯を残して、野菜もっと食べたい、と言っていませんか?

「太る食べ物」「痩せる食べ物」という思い込み

「これは食べても大丈夫?」「これは太るからダメ…」。

気づけば、食べ物も行動も「良い・悪い」で判断していませんか?

 

摂食障害のお嬢様だけではなく、お母様方も同じように、ゼロか100かの思考に陥りやすい傾向があります。

【拒食症の落とし穴】野菜なら無制限に食べてもOK?

よく耳にするのが、

・白米は太る
・野菜はいくらでもOK

というルールです。

 

最初は「ヘルシーで良いこと」と思われても、やがてエスカレートしていきます。

 

「野菜ばかりで食費がかかる」

「買い物が重たくて大変」

 

と家族から不満が出たり、野菜しか食べていないのに「なぜか体重が増える…」という“ナゾの体重増加”に悩むケースも少なくありません。

食べ物に「太る・痩せる」の区別はない

私は、世の中に「太る食べ物」「痩せる食べ物」という区別は存在しないと考えています。

 

ケーキも、フライドポテトも、リンゴも、ブロッコリーも、白米も、菓子パンも――。
すべては「ただの食べ物」。

 

どれも「あなたを太らせるために存在している」のではありません。

 

食べ物は食べ物。
それ以上でも、それ以下でもないのです。

食べ物を区別するほど、摂食障害は悪化しやすい

問題は「人」が勝手に「これは太る」「これは痩せる」と区別してしまうこと。

 

すると少しずつストレスが積み重なり、やがて「食べ始めると止まらない!」という過食の状態につながってしまいます。

 

一口食べただけで太る食べ物なんて存在しません。
大切なのは、誰かのルールを当てはめることではありません。

摂食障害の心の回復:大切なのは感じること

「今の私は何を欲しているのか?」
「心は何を求めているのか?」

 

それを【自分で感じること】が、食べ物と向き合うこと、そして自分の心と向き合うことにつながります。

摂食障害の原因と向き合いたい方へ

心と向き合うための一歩として、「摂食障害の原因を知ること」があります。

 

私は動画で、

・なぜ原因が見えにくいのか

・原因を見つける具体的な方法

・私自身が原因に直面したときの体験

 

を率直にお話しました。

 

もっと深く知りたい方は、こちらをご覧ください。
↓↓↓

【動画】摂食障害の原因を考えよう
拒食でも、過食でも、原因を解決改善することは必須です。1番大事な《根本的な問題》をスルーしたまま、食事・体重に執着していませんか。国家資格・公認心理師による解説。

 

摂食障害に向き合うには「知識」だけでなく、「一緒に考える時間」も大切です。
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