【摂食障害と夏休み】外出・お手伝い・勉強が辞められない理由

【8/17~8/31】特別期間のご案内

摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。

夏休み…
特に今はお盆休み…というご家族も多いかと思いますが、

休めていますか?

せっかく夏休みだから

親戚のところに行ったり
海に行ったり
遊園地にいったり
買い物に行ったり…

というお出かけばかりになっていませんか?

摂食障害の真っ最中にもかかわらず。

私は摂食障害の【心の回復】のために1番効果的なのは、【休むこと】と考えます。

上記のような「お出かけ」だけではなく、

・毎日ルーティンの運動がやめられない
・家にいると、家事をしていないとソワソワしてしまう
・勉強していない自分がイライラする(だから自宅療養中でも勉強…)…

といったように

外出してもしなくても、「何かしていないと落ち着かない状態」とは、必然的に過活動であり、休めていない状態ではないでしょうか。

心の回復のための休養には、まず「休んでいい」と自分で自分のために思えるようになることです。

肉体的にベッドの上にいたとしても、心が【許可】できていなければ、頭はきっと【過活動】のままですから。

心の休養には、「順番」がある

摂食障害専門カウンセリング

摂食障害の原因が分かるから「納得」がうまれます。

心は「休みなさい!」と誰かが言ったところで休めません。

余計にイライラするだけです。

だからこそ、心の休養ができるようになるには、やっぱり「順番」があります。

摂食障害の原因がわかる

休むことが必要だと実感する

「休んでいいんだ」と自分に許可できる

心の休養

自分で自分に「休んでいいよ」と言うのは、簡単そうにみえて、実はとてもとても難しいことです。

人によっては、入院などで活動が制限されることで、強制リセットにつながる場合もあります。

しかし、そうではない場合は、

入院しても
休学・休職しても

「頭は過活動」という状態が免れません。

そして入退院を繰り返したり、転校・転職を繰り返したり…。

上記の順番のとおり、やはり「なぜ休むことが必要なのか」を理解するためにも、原因と向き合うことがとても大切です。

参考になりそうなブログ記事3つをご紹介しますね。

▼「どうして食べられないの?」と思うならコレ

【動画】摂食障害の原因を考えよう
【摂食障害の原因】なぜ食べられないのか、なぜ食べ続けてしまうのか…。拒食でも、過食でも、その根本的な問題が置き去りにされたまま、「食」の症状ばかりに注目されがちです。病院では向き合ってもらえないことが多い、原因について解説。

▼ お母さまの声も、必見です!

【拒食症:お母様の声】120日間の入院、親子関係の結び直し
拒食症の長期入院から克服へ。娘の回復をサポートされたお母様の喜びの声をご紹介します。摂食障害に悩む親子で読みたい「治る道のり」。

「優等生気質の娘を、どうやって立ち止まらせることが出来るのか…を悩んでいました」という言葉も、じっくり読んでみてください。

▼完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話

完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話
拒食症、過食症、過食嘔吐と続き味覚異常に陥った、現役カウンセラーの実話。母親のアドバイスで完全休養し、劇的に回復。拒食症に悩む母娘に、ぜったい読んでほしいブログ。