摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
夏休み…
特に今はお盆休み…というご家族も多いかと思いますが、
休めていますか?
せっかく夏休みだから
親戚のところに行ったり
海に行ったり
遊園地にいったり
買い物に行ったり…
というお出かけばかりになっていませんか?
摂食障害の真っ最中にもかかわらず。
私は摂食障害の【心の回復】のために1番効果的なのは、【休むこと】と考えます。
上記のような「お出かけ」だけではなく、
・毎日ルーティンの運動がやめられない
・家にいると、家事をしていないとソワソワしてしまう
・勉強していない自分がイライラする(だから自宅療養中でも勉強…)…
といったように
外出してもしなくても、「何かしていないと落ち着かない状態」とは、必然的に過活動であり、休めていない状態ではないでしょうか。
心の回復のための休養には、まず「休んでいい」と自分で自分のために思えるようになることです。
肉体的にベッドの上にいたとしても、心が【許可】できていなければ、頭はきっと【過活動】のままですから。
心の休養には、「順番」がある

摂食障害の原因が分かるから「納得」がうまれます。
心は「休みなさい!」と誰かが言ったところで休めません。
余計にイライラするだけです。
だからこそ、心の休養ができるようになるには、やっぱり「順番」があります。
摂食障害の原因がわかる
↓
休むことが必要だと実感する
↓
「休んでいいんだ」と自分に許可できる
↓
心の休養
自分で自分に「休んでいいよ」と言うのは、簡単そうにみえて、実はとてもとても難しいことです。
人によっては、入院などで活動が制限されることで、強制リセットにつながる場合もあります。
しかし、そうではない場合は、
入院しても
休学・休職しても
「頭は過活動」という状態が免れません。
そして入退院を繰り返したり、転校・転職を繰り返したり…。
上記の順番のとおり、やはり「なぜ休むことが必要なのか」を理解するためにも、原因と向き合うことがとても大切です。
参考になりそうなブログ記事3つをご紹介しますね。
▼「どうして食べられないの?」と思うならコレ
▼ お母さまの声も、必見です!
「優等生気質の娘を、どうやって立ち止まらせることが出来るのか…を悩んでいました」という言葉も、じっくり読んでみてください。
▼完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話