
拒食症・過食症の克服経験者です。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
ごく最近に私のYouTubeや公式サイトを知ってくださった方もいらっしゃるようなので、改めて自己紹介を書いてみます。
くわしいプロフィールはこちらのページにも記載しています。
カウンセラーになると決めた理由
私は、小学校4年の時、いじめられ不登校だった経験から、小学校5〜6年生のときには、カウンセラーになると決めていました。
20代で摂食障害
私は20代の頃に、カナダ留学から帰国した後、なぜか食べられないと言う状況で、全身の体調不良にも悩まされていました。
消化器内科などを転々とした後、婦人科から紹介された心療内科で拒食症と診断されました。
心療内科の通院を開始してから、さらに体重が減っていきました。
その後、大学院に進学したものの、大学病院に1ヵ月入院することになり、半年間休学しました。
復学した後も過食に悩まされつつ、でも休めず…と言う状態のまま、あと少しで卒業と言う段階でしたが、修士論文が不合格になり退学しました。
その後ますます自暴自棄になり、過食が悪化し、自己最高体重を記録しました(リアルな体重グラフ)。
しばらく無職でした。
習い事をしたり塾のアルバイトをしたり。正社員として就職しようと面接に行けば、「この1年何していたの」と言うブランク(履歴書の空白)を追求されることに心折れてきました。就職活動もやめました。
その頃、完全休養をして、回復が劇的に進んだといえます(完全休養の話)。
回復が劇的に進んだとはいっても、まだまだ通院していましたし、合計10回の転院を経験しています。
自分で自分の仕事を作ろうと、一人暮らしをして自宅パン教室していました。
「好きを仕事」という働き方でしたが、1人ブラック化の働き方で疲弊してきました(1人ブラックの詳細)。
しかし、よろず相談所のような感じになり、たくさんの生徒様々な悩みが寄せられることでカウンセラーになりたかった自分というのを再度思い出しました。
摂食障害が治ったタイミング
パン教室を辞めたと同時に摂食障害が治ってきました。
そこでカウンセラーとして再出発を目指し、様々なコンサルを受けたり勉強したりをして、2013年9月に開業しました。
摂食障害専門カウンセラーとして
カウンセリング開業当初から、とても遠方のクライアント様や海外在住の方からも申し込みいただくことができ、摂食障害専門カウンセラーとしてお仕事を続けていくことができました。
2020年には公認心理師の受験(公認心理師の登録証)をしたり、コロナ禍によるオンライン化をしたり、激動な日々がありましたし、2023年には母の闘病と介護により予期せぬ同居になったこともありました。
母の介護と看取りを経験して「患者の家族」の立場より深く理解できるようになったと感じています。
現在もオンラインカウンセリングで全国各地にお住まいのクライアント様(特にお母様)のご相談に応じて「摂食障害は治る病気」と言う認識を世の中に広めていくために活動しています。
摂食障害が治るために、ぜったい必要なこと
私自身の克服経験とこれまでのカウンセリング経験から、摂食障害が治るためにぜったい必要なこと・考え方は、
・家族の接し方が、回復のカギ
・原因に向き合うことが不可欠
・ココロが休める休養が大事
です。
いずれも当オフィスのカウンセリングの基礎になっています。
家族の接し方が大事だからこそ、お母様からカウンセリングを開始されることをオススメしています。
▼オンラインで全国対応です。

