摂食障害の家族相談

小児科での「炎上」と摂食障害の共通点——誰も教わってこなかった「親の関わり方」

摂食障害のご家族向け、接し方が分からないのは当然です。これから正しい知識と接し方を学べばいい

摂食障害の接し方が分からなかったのは、学ぶ機会がなかっただけ。

最近、SNSで小児科での検査をめぐるお父さんの投稿が話題になり、いわゆる「炎上」状態になっていましたね。

厳しい言葉が並ぶのを見るたびに、12年以上カウンセラーとしてお母さまたちのカウンセリングを行って私は、なんだか胸が締め付けられるような思いがします。

でも、まずここで立ち止まって考えてみてほしいんです。

このお父さんは、お子さんの体調の変化に気づき、心配して、ちゃんと病院へ連れて行った。その「行動」の背景には、間違いなくお子さんへの愛情がありますよね。

それだけで、十分に「子どもを守ろうとした一人の親」なんだと私は思うんです。

「親ならわかって当然」という重圧

世間では「親ならこうするべき」「普通はわかるはず」という声が上がりますが、私はそこに大きな疑問を感じます。

医療現場で子どもが泣き叫んだとき、親としてどう動くのが正解なのか。
それを事前に誰かに教わったり、練習したりしたことがある親御さんが、一体どれだけいるでしょうか?

知らないことは、決して「ダメな親」ということではありません。ただ、「やり方を知らなかっただけ」なんですよね。

摂食障害の悩みも、これと同じなんです

実はこれ、摂食障害のお子さんを持つご家庭でも、全く同じことが言えるんです。

お子さんが摂食障害になったとき、最初から「これだ!」という適切な接し方がわかるお母さんは、一人もいません。

* 何て声をかけたらいいの?
* どう関わるのが正解?
* 私のせいでこうなったの?

そうやって自分を責めて、暗闇の中で迷ってしまうのは、あなたが悪いからではなく、「誰も教えてくれなかったから」。
それだけなんです。

「接し方」がわからないからこそ、これから学んでいけばいい

今回の小児科の件も、もし平時に「検査のとき、親はどう関わればいいか」を学ぶ機会が少しでもあれば、きっと起きなかったはずです。

今、もし「摂食障害の娘にどう接していいか分からない」と立ち止まっているのなら、それは「ダメな親なのかも…」ではなく、新しい接し方を学ぶタイミングが来た、ということ。

「分からないからこそ、これから学んでいける」

そう自分に許可を出してあげてくださいね。

そんなお母さまたちの心が少しでも軽くなるように、そして接し方のヒントが見つかるように、大切なポイントをまとめた動画を作りました。

一人で抱え込んで、心のタンクを空っぽにしてしまう前に。ぜひ、この動画を一つの「知るきっかけ」として手に入れてみてください。
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