「夢中になる」ことのキケン!ゼロか100思考の時に出来ること

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

時間があると、つい体型のことばかり気になってしまう・・
やることが無いから過食しちゃう・・・
家にいると、すぐにイライラしてしまう・・・

こんな時、「夢中になれるものさえあれば!」と
思ってしまいがちです。

けれど、、、ゼロか100かの思考が改善していない段階ではリスクが大きいです。

夢中になる→ハマる→何がなんでもやり続けてしまう・・・
上手くいかなくなると、自暴自棄。。。

そんないつもの悪循環と、お馴染みのパターンに陥りやすいです。

私がオススメしているのは、
「ちょっと好き」を沢山持つことです。

また、以前からお伝えしていますが、
摂食障害の回復には、2つが必須です。

(1)根本問題の改善・克服
(2)対処療法

今回お伝えするのは、あくまで(2)対処療法です。
そのため、(1)根本問題については、医師・カウンセラーと取り組むことを忘れないでくださいね^^

さて、話を戻します。

「ちょっと好き」がたくさんあるからこそ、
不安定な心が支えられるのです。

不安定な心を大きな太い柱1本で
支えることも可能かもしれません。

でも、大きな太い柱が折れてしまったら、一気に崩れてしまいます。

もし、細くて弱い柱かもしれないけれど、沢山の柱があったら、
1本がダメになっても、支えは崩れないのではないでしょうか?

これは、「好きなこと」だけではなく、
対人関係にも言えることです。

だれか一人に依存するのではなく、
頼れる先を増やしていくこと。

それも対人関係を良好に保つために、
とても大事なことなのです。

「ちょっと好き」は何でも良いですが、
家の中で、気軽に取り組めることがベストです。

私が特にオススメしているのは、
両手をつかう趣味です。

【手を動かすと、心が休まる】

両手を動かしてるから
スマホを手に取ることも
食べながらやることもできません。

だからいいのです。

ゲームでも、
編み物でも、
工作をすることでも、

両手を動かして、
すぐに始められて
すぐに辞められる。

辞めることに罪悪感は要らないのです。
辞めたら、違うことをやってもいいし、
辞めてちょっとしたら、また再開するかもしれません^^