太ることからも体重からも解放された今。母の誕生日に想うこと

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

つい先日は、母の誕生日でした^^
事前に贈ったコレが届いたようです。

古希のお祝いです。
古希だから紫色。
もうそんな歳なのね。。。。

そう思うと、とても感慨深いです。
10年以上前ですが、私の摂食障害がピークでした。

母を巻き込み
家族を巻き込み
もうグチャグチャ・・・。

家族のお祝い事に気持ち向く余裕もなく、
無職だった時期は、自分のお金なんて全く無く。

元々は家族行事が好きでした。
小学生の頃から、家族のお祝いごとの時は、ちょっと豪華なご飯を作ることを張り切っていました。

まず、メニューを書きます。
【本日のメニュー】
もちろん、画用紙に鉛筆で(笑)。

超・長時間台所に立ち、
精いっぱい飾りつけをした食卓。

全然、高級食材なんて無い食卓でも、
一生懸命考えて、
誰かのために料理して、
お祝いする。。。

小学生のころは、そんな時間が本当に大好きでした。

でも、摂食障害最中は、何もできませんでした。

実家暮らしだったので、
料理くらい出来たはずなのに、
材料くらい買ってもらえるはずなのに、
「やろう!」という気力が沸かない状態がずーーっと続きました。

「元々の自分」が本当の自分なのか、
「元々の自分」は、摂食障害によって消えてしまったのか。
一体自分は何が好きで、何がキライで、何がやりたいのか。

何もかも、分からなくなっていました。。。

・・・

だから、摂食障害が治った後、「元々の自分」が戻ってきた実感が沸く時、本当に嬉しいのです。

「元々の自分」以上に、
今の仕事している自分には、多くの自由があります。

学生時代の楽しさも、それはそれでよかったですが、
学生時代の時以上に、たくさんの友人・知人とのつながりがあります。

そして、何より、1番迷惑をかけ、1番支えてくれた家族に、「摂食障害が治った自分」で、お祝いが出来ることが嬉しいのです。

治るために、「自分」を知る。
自分を知るから、治っていく。

そのどちらも大切な回復のプロセスなのです。

過去を変えないと未来は変わらない。
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