摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
かなり昔話ですが・・・
治るために、必要な場面だったと思っています。
私が大学院の修士論文に落ちた時、多くの人は、なぐさめの言葉をくれました。
けれど、たった1人、本気で言ってくれた人がいます。
・・・・・・・
そんなのに負けたら、打ちのめされたら、私から言わせるとアマチュアだね。
プロフェッショナルの精神であるなら、乗り越えなさい!!
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ものすごく痛い言葉でした。。。実際は、手紙の中に書かれていた言葉なのですが、まさにリアルに声が聞こえてきそうでした。。。
14歳の頃から恩師だと思ってきた人に、怒り、恨み、
「先生なんて、分かってない!」と泣きました。
けれど・・・
やっぱり、私の『恩師』だったのです。
かつての生徒を、ここまで本気で叱ってくれる人。
私が成功しても、失敗しても、何のメリットもないのに、本気で接してくれる人。
当時は、痛い言葉でしかなかったけれど、やっぱり嬉しかったんです。
本気で接してくれる人の存在が。
そうした経験してきたからこそ、今の私があるのです。
カウンセリングでは、時に、ものすごい直球の言葉を投げかけることがあります。
「このままで、ホントに治ると思っているの?!」
理由はただ1つ。
私は、あなたに治ってほしいから。
拒食・過食がずっと続いている時、私は心底、心配しています。
私は医者ではないので、治療を強制させることはできません。
私があなたに、「食べさせる」ことは出来ません。
私はあなたの身体を、拘束することはできません。
けれど・・・
あなたの心と本気でぶつかることは、出来るのです。
これまで、誰にも言われたことのない言葉かもしれません。
「〇〇ちゃんは、頑張っているんだから」。
「〇〇ちゃんって、すごく少食だよね」。
そう言って、周りの人たちは、いつの間にか、あなたと距離を置いていたのかもしれません。
けれど、それらは、本当の優しさでしょうか?
あなたの将来を、本気で考えた上での言葉でしょうか?
違いますよね。
周りの人たちは、ラクな道を選んできたのです。
周りの人たちは、「避ける」ことでしか、接する方法が分からなかったのです。
私は、全く同じでは無いけれど、拒食症でした。
自分が最低体重を記録した時、
自分の身体を鏡でみると、丸いはずのお尻がへこんでいました。
このままでは、『命』が消えてしまう・・・。
拒食症になって、初めて恐怖がこみ上げてきました。
その経験があるからこそ、あなたに、お伝えしたいのです。
心は、向き合うことでしか治らないこと。
体重だけで「治った」と決めつけられてしまうリスク。
摂食障害で失う周りからの信頼・・・etc.
私は、せっかく出会えたあなたに、「治る道」を歩んでほしいのです。
摂食障害によって、あなたの大切な人生を棒に振ってほしくないのです。
1日も早く、あなたが摂食障害の日々から抜け出しますように。。。
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