摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
食の悩み・・・。
拒食症でも
過食症でも
実は同じように抱えている悩みです。
今回も、メルマガ読者様からのご質問企画でいただきましたご質問に回答致します!
たくさんのご応募をありがとうございます。
*お断り*
いただきましたご質問の中から抽選で、回答しております。
こちらで理解できた範囲での回答になりますので、すべての状況を把握できていないことをあらかじめご了承ください。
取り上げますご質問の文章は、一部変更している場合があります。
他のブログ記事同様、アドバイスを取り入れる際にはすべて自己責任でお願い致します。
◆ご質問
いろんなものをまた食べられるようになりたいと思うけど、いざ食べてみようとするとどうしても怖いと思ってしまい食べられないのはどうしたらいいですか?
何をどれだけ食べていいのかわからなくなっています。
よくあるご質問です。
多くの方が、同じような悩みを抱えて、ずーっと考え続けてしまって、ずーっとモンモンとしているのではないでしょうか?
まず、当たり前のことを確認していく必要があります。
その次に、「摂食障害」という病気を、ホントに理解する必要があると思っています。
「1人分」を知ろう!何をどれだけ食べていいのか?
これが、当たり前のことの確認です。
1人分の食事量、ホントに本当に「分からない」って言えますか?
最近の私の食事でご紹介します。
ある日の夕飯(外食)
こちらは、東京出張時のランチです。東京駅を眺めながらいただきました^^
自炊が無理・・・と思ったら、クーポンがあることを思い出した日(笑)。デパ地下のお弁当が夕飯になりました^^
いかがですか?
これらが、それぞれ「1人分の食事量」って、わかりますよね?
なので、「食べる量が分かりません」という言葉は、とてもとてもよくいただく言葉ですが、ホントの意味を問い直さないといけないと思っています。
ホントは、「分からない」ではないはず。
「分からない」ではなく、
「分かりたくない」のかもしれません。
「分からない」ではなく、
「自分はちがう」と思っているのかもしれません。
「分からない」ではなく、
「他の人はイイけど、自分はそんなに食べちゃダメ」と思い込んでいるのかもしれません。
いずれかに当てはまるのではないでしょうか?
目で見て、食べて実感するために、ランチを食べに行こう
自宅で用意していると・・・
いつも同じような食材で
いつも同じような調理法で、
いつも同じ食器に盛り付けて・・・
変わろうと思っても変われなかったり、
違うものを食べてみよう!と思っても、やっぱり「いつもと同じ」を選んでしまったり。
なかなか変化するのが難しい場合があります。
そのため、ランチを外食することをオススメしています!
特別な高級ランチではなく、1000円くらいのランチ。
バイキングでもなく、サラダバーもない、「ひとり分」が運ばれてくるランチ。
パスタなどでもOKですが、
分かりやすいのは、やっぱり定食だと思っています。
ご飯
みそ汁
メインのおかず
野菜など。
これを、シェアすることなく、自分だけで注文して、自分だけで食べてみてください。
全部食べ切った時に、「感じて」みてください。
今、「1人分」がお腹の中に入りました。
分かりましたよね?
まずは、言い訳なしでやってみましょう!
●●は消化できない。
自分はまだ食べられない。
▲▲なんて・・・
外食でお金つかうなんて・・
こうした言い訳をぜーーーんぶ振り払って、今日のランチからやってみましょう!
これらを行動に移すか移さないか、やり続けるか途中でやめてしまうか。
これは、あなた次第です。
たくさんのヒントがあります。たくさん変わるチャンスがあります。それを活かしていますか?
摂食障害という病気、ホントに理解していますか?
摂食障害だから、食べることが上手くいかない・・・そんな勘違いをしていませんか?
摂食障害とは、心の病気です。
心が上手くいっていないから、食べることが上手くいかないのです。
図解で説明します。
心の不調があって、
食べること・体重へのこだわりが生まれます。
最初から、食・体重へのこだわりが存在するわけではありません。
理由なく、自分の生活を犠牲にしてまで、食・体重にこだわり続ける人もいません。
さらに・・・
摂食障害とは、病院などだけで必要な「病名」です。
「食べられない」=拒食 ではなく、
心の不調と「食・体重へのこだわり」の全体を示す病名です。
これまでの摂食障害への理解、間違っていませんでしたか?
摂食障害の心を変えていくために、
ホントの理解を深めていくことはとても大切です。
そして・・・
「食」を変えたいなら、
「心」を変えていくこと。
「心」を変えたいなら、
心の回復ができるカウンセリングを続けていくこと。
あなたという唯一無二の存在は、テキトーに扱われてはいけないのです。
テキトーに扱ってしまうようになったのなら、そこには理由があるはずです。
そんな摂食障害の根本と向き合うカウンセリングを、今のあなたは受けているでしょうか?
摂食障害の根本って何!?と思った方は、こちらの記事をご覧ください。