【過食の回復法】食べる時は温かいお茶を飲もう

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

過食の回復法。
昨日の記事はご覧いただけましたか?
【過食の回復法】きれいに「盛り付け」して食べよう

思いつくままに、過食の回復法を記事にしていきたいと思っています。
10個くらい書けたらいいなぁと思っています。

今回は、

食べる時は、温かいお茶を飲もう です。

これまでのブログ記事にも書いていますが・・・私の過食を救ったものの1つはハーブティーです。


当時は実家暮らしだったので、母が入れてくれました。
ひとり暮らしになった後、過食がまだ続いていた時は、とにかくハーブティーを常備していました。

過食衝動がきた時以外でも、ハーブティーは好きで飲んでいましたが・・・
「食べ終わり」を決める時、ハーブティーは大活躍でした。

そのため、過食と温かいお茶のタイミングを3つご紹介します。

何となく食べたい時、口寂しい時

何が食べたいっていうわけじゃなけど、
ヒマだし、なんとなく口寂しいし、
だから、つい食べてしまう。。。

そんな一口から、過食が始まっていませんか?

私は「何が食べたいか分からない時」は、ホントの食べるタイミングではないと思っています。

そんな時こそ、お茶。
温かいお茶をわざわざ入れて、
ゆっくり座って、お茶を飲みましょう^^

ホントは、食べたいわけじゃないかった。
ホントは、何かを紛らわしたかった。
ホントは、何かイライラした気持ちがあった。

そんな気づきがあるかもしれません。

過食したい!と思った瞬間

カウンセリングで、過食のご相談はとても多いですが・・・
多くの方が、過食の「中身」と向き合うことなく時間ばかりが過ぎてしまっている印象を受けています。

過食の「中身」とは、
過食で食べたものも含みます。

でも、それ以上に大切なのは、「気持ちの動き」です。

過食したい!という感情が沸く直前、どんな気持ちだったか?
「過食したい!」から「過食する!」という決断まで、どんな気持ちになったか?
「過食する!」という決断から、実際に、どうやって過食したか?(家にあるものを食べた、外に買いに行った等)。
食べている最中、どんな気持ちか?
食べ終わることを、どうやって決めたか?
食べ終わった後、どんな気持ちが沸いたか?

こうした「気持ちの動き」を感じていますか?
向き合うことって、ただただ過食の回数を減らすことでは無いのです。

そして、「温かいお茶を飲むタイミング」も、「過食したい!」という気持ちが沸いた瞬間です。

その瞬間を自分で捉えることが大事。
その瞬間を捉えるためにも、いつも「気持ちの動き」を感じていることが必要。

過食したい!という気持ちが沸いた瞬間に、温かいお茶をわざわざ飲むから、落ち着くのです。

過食を禁止するためのお茶ではなく、落ち着くためのお茶なのです。

落ち着いたら、
ホントに何が食べたいのか?
何をどれくらい食べたいのか?
どうやって食べたいのか?

それを考えるチャンスがやってきます。

まず、「過食したい!という瞬間」を捉えられるように向き合っていきましょう^^

過食して、「もう終わりにしよう」という区切りをつける時

食べ終わりが出来ない。
いつまでもダラダラ食べてしまう。
買ったものは全て食べないと気が済まない・・・

こんな声をよく頂きます。

でも、それは、温かいお茶で区切をつけることで解決できます!

「もう終わりにしよう」

もしくは、

「これ食べていても、美味しくないな」

そう思った時こそ、
わざわざお茶を作るために席を立つのです。

お茶を入れて、
湯気を感じて
香をかいで、、、

一口ずつ味わってお茶を飲む。

そうすることで、だんだんお腹も満たされていきます。

過食の終わりにもお茶。

ぜひ、取り入れてみてくださいね^^

過食関連:摂食障害を体重ではなく「生き方」「働き方」で考えよう