摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
太らないパンの食べ方。
最近、私のインスタでよく書いています^^
太らない食べ方をちゃんと身に着けていたら、ダイエット情報に振り回されたり不安になったりすることが無くなると思うからです。
さらに摂食障害にはなっていない人には、太らない食べ方を身に着けておくことが、摂食障害の予防にも通じると考えています。
パンはカロリーが高い?!
カロリーが高い。
これ、イメージで言っていませんか?
本当に比べていますか?
よくあるイメージといえば、
・パンはバターがいっぱい
・パンは砂糖がいっぱい。
・パンは・・・なんとなくカロリーが・・・高い(笑)
そんなふうに思っていませんか?
確かに菓子パンなど、私が過食症の時によく食べていたメロンパンとか、甘いクリームがたくさん入ったパンとか、そういうものはカロリーが高いものだと思います。
けれど、パンがカロリーが高いというのは、イメージではないでしょうか?
パンの食感・満足感・腹持ちと比べてパンのカロリーが高いという感じがするのではないでしょうか?
ふわふわしているから、あっという間に食べられてしまう。
軽い食感だから、腹持ちがしない。
でも、カロリーは結構あるんだね・・・みたいな。
言ってみれば、コスパみたいなものですね(笑)。
ご飯のお茶碗と同じように、パンにも目安が必要!
ご飯だとお茶碗がありますよね。
これ日本人独特です。
自分のお茶碗を持っていますよね?
子供用のお茶椀から大人用のお茶碗に変わった時期とか、好きなキャラクターが付いていたお茶碗とか、いろんな思い出・思い入れのあるのが、日本人のお茶碗だと思います。
各自のお茶碗に見合った量のご飯を食べるというのが、だいたいよくあることです。
ダイエットなんかだと、まずお茶碗を小さくするっていう発想も、それ自体ホント日本人の感覚だなと思います。
そこまで日本人にとっては、お茶碗っていうものが大事で、食べる量の目安なんです。
同じようにパンにも目安って必要だと思います。
パンはお茶碗のように、いつもと同じ器に乗せるものがないので、いきなり目安が全くないところに急に放り出されるようなイメージなのかもしれません。
目安がないから、食べ過ぎちゃう。
パンの食べる量の目安は、だいたいご飯一膳と一緒だと考えています。
ご飯一膳150 g が260kcal。
パンも同じぐらいのカロリーに、「だいたい」「ざっくり」合わせてみる。
この時、大事なのは、「だいたい」「ざっくり」です。
パンの満足感とか、見た目の大きさとか、それで判断しないことが大事だと思います。
パンは大抵はイーストで膨らんだものですから、膨らむ製法で作られている場合も、そうではなくパンの内部がギュッとつまった場合も、いろいろあるのです。
また砂糖が多ければ、サイズが小さくてもカロリーが高いし、軽い食感であれば満足度が低いのいカロリーは高いかもしれません。
繰り返しになりますが「だいだい」「ざっくり」考えて、パンのカロリーを知っておく・見てみるというこをおオススメします。
パンはおいしい(笑)
なぜパン活をしているか?
それは、パンが好きだからです(笑)。
パンが好きで、
パン作りが好きで、
ABCクッキングスタジオで、パンのライセンスも持っています(笑)。
摂食障害の頃も、パンは美味しいと思っていました。
でも、美味しいものは太るものでした。
だから、心の中で矛盾がうまれて、心の中がますますよく分からなくなりました。
先に、心の中が整理されていって、心の中が「上手くいかない、イマイチな自分」もある程度「仕方がない」と思えるようになっていくと
過食でつめこむよりも、ちゃんと美味しいものを、フツーに味わってたべたい。
美味しく食べるなら、太ってもそれでイイ!
そう思えるようになっていったのです。
過食で食べると、ホントは美味しくなかったです。
パンが好きなのに、「美味しくない食べ方」しか出来ない自分が、ホントに嫌でした。
それでも、ふつうに食べられるようになるまで、何年もかかりました。