名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
交換留学の1年は、ずっとホームステイでした。
その間、本当に色々な家族の「あり方」をみてきました。
ホストファザーは、1度は「子連れママ」と同棲期間を経て、ほんの短期間の結婚、その後、すぐに離婚。
離婚後、会社で知り合った女性(私のホストマザー)と結婚。
そして、養子を計10人。。。
カナダでは「気楽な離婚」もフツーでしたが、「養子」にするもの、なんだか普通のことのようでした。
そんな環境の中で、家族の在り方は1つじゃない。
けれど、それぞれが「心地いい状態」が大切なんだと感じるようになりました。
日々、カウンセリングの中で、様々な母娘の姿を感じています。
そして、母娘のあり方が、「0か100」になっているように思います。
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1.すごく密接な母娘関係
2.疎遠な母娘関係
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このどちらかになってしまっていませんか?
「1」は、いつもいつも母娘で外出。
スイーツ食べにいくのも、買い物行くのも、旅行にいくことも・・・。
けれど、共依存・母娘カプセルに陥ってしまうリスクが高いようです。
そして、本来は友達付き合いで忙しいはずの年齢なのに、
娘さんは「いい子」を抜け出せないままになっていませんか?
「2」は、お互いに何を考えているのか分からず、いつも恐る恐る接してしまう関係です。
「分からない」から「避ける」
「避ける」から、もっと距離ができてしまう・・・。
お互いを恐れて、溝が深まってしまっていませんか?
こうして、比べてみると、もう一方の母娘関係を、
うらやましく思ってしまうかもしれません。
べったり関係に疲れ果てているお母様は、「ちょっとは離れてくれたら」と思ってしまう。
なかなか話せないお母様は、「もっと喋ってくれたら」と思ってしまう。
けれど…ここに大切なヒントがあるのです。
どちらの関係がいいというわけではなく、摂食障害の思考と重ねて考えていきませんか?
摂食障害の思考の1つに、「0か100の思考」があります。
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・1つ上手く行かないと、全てがダメになってしまう。
・一度頑張ると決めると、「ちょっと休む」が許せない。
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要するに、両極端ですよね。
その思考が、食に表れるから、拒食か過食になってしまうんです。
だからこそ、今の母娘関係も、
「どちらか1つ」を求めるよりも、「ちょっとラク」を考えていきましょう。
「すごく密接」の母娘関係は、ちょっと距離を取る方法を。
「疎遠」の母娘関係は、ちょっと会話を増やすコツを。
これまでと違う試みは、勇気がいることかもしれません。
また、症状の悪化が心配になるかもしれません。
けれど、お母様1人ですべてを抱え込む必要なんてないんです。
そして、今の母娘関係は、「母と娘の相互作用」とお気づきでしょうか?