カウンセラー中村綾子です。
新年度ですねー。
新しい学校・新しい仕事が始まっている方も多いかと思います。
希望がいっぱいだったはずなのに、すでに色々悩んでいませんか?
今の仕事ってこれでいいの?
ホントにやりたいことなの?
どうして上手くいかないの?
そんな働き方に悩む方こそ、オススメしたい本があります。
病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ [ 仲本りさ ]
イラストがほとんどなので、あっという間に読んでしまいました!
あっという間ですが、涙ボロボロでした。。。
感動というより
いろんなことが思い出されて
涙がどんどん出てくるのに、
どんどん次のページが読みたくなる。。。
不思議な魅力がある本でした。
イラストも温かみがあって好きです。
合わない職場ではムリをしないことがイイことか?
無理をしない
がんばらない
ありのまま・・・
こうした言葉は、心の病気や悩みに関しては、とてもよく言われることです。
一方で、疑問に思う場面も多々あります。
つい先日、SNS上である投稿が目に留まりました。
小学生の頃から目指していた職業に就いたものの、仕事開始から10日で退職した・・・という内容でした。
それぞれの事情があると思いますけれど、「10日で!?」というのが、私の正直な印象です。
合わないとホントに判断できるまで、どれくらいの時間が必要か?
合わない場合、「退職」以外の選択肢は?
合わない環境の中でも、「合う人」はいないのか?
そんなふうにイロイロ考える余地はあるかなぁと思っています。
悩んだ時は自己啓発本より、共感できる本を!
新年度、早くも疲れ果ててしまっていませんか?
上記の例のように、すでに転校・転職など次の進路を考えたくなってる人も多いのではないでしょうか?
私は、今すぐ次の進路を決断するよりも、一旦立ち止まることをオススメします。
その1つの方法が、だれかの経験談を読むことです。
上記の本
病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ [ 仲本りさ ]は、やはりリアル経験談です。
リアル経験談のいいところは、上手くいっている人ばかりではないことを教えてくれるところです。
泣いたり笑ったり、イヤになったりやる気になったり。
この繰り返しがあってこそ、「働く」ことが出来ていることを教えてくれるからです。
悩んだ時には、難しい本は避けましょう。
意識が高い方こそ、立派な経営者が書いた自己啓発本などを読んでしまいがちです。
しかし、悩んだ時こそ、同じ目線の本が「心に効く」はずです。
悩みに寄り添い
悩んでいる自分と近い存在の人の本
それが、ふとラクになる最適な方法かもしれません。
安心した気持ちになって
その安心こそが
「もう少し頑張ってみようかな」
「こんな自分でもいいかな」
「自分でもよくやってるよな」
そんな気持ちに繋がるのではないでしょうか。
その意味でも、こちらの本は専門家という視点では乏しいかもしれません。
専門家としての経歴が浅い時期に書いたからこそ、あなたの悩みに寄り添いあなたの気持ちに近い文章になってるかと思います。
摂食障害に悩んでいるなら、1度手に取ってみてください。目次は、以下のページで特別公開しています。