名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
今回は、友達に話す・話さないについてお届けします。
私が高校生の頃、同じように、悩んだことがあります。
それは、留学。
・留学するって言ったら、なんて思われるんだろう?
・クラスで浮いたらどうしよう?
すごく勇気のいったことだけれど、私は伝えてよかったと思っています。
みんなが、冬季講習のパンフレットを見ている中でも、友人は「居づらいよね」と言ってくれました。
直接伝えることで、「大切なことを、話してくれてありがとう」と言ってくれました。
留学中には、クラス全員から手紙を貰いました。
これは、摂食障害の場合も、同じではないでしょうか?
新しい学校、新しいクラス、新しい友達に、摂食障害をなんて伝えていきますか?
それとも、「言わない」を選びますか?
伝えるとしたら、何て伝えるべきでしょうか?
新しいお友達に、何を知ってほしいですか?
こうした質問対して、あなた自身の言葉で答えてみてください。
そして、摂食障害を伝えるために、必要なことがあります。
まず、1つ1つ書き出してみましょう。
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1.伝えるメリット・デメリット
2. 伝えないメリット・デメリット
3. 何を分かって欲しいか?
4. どう対応して欲しいか?
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1番大切なのは、「どう対応して欲しいか」なんですよね。
例えば・・・
・食べれないかもしれないけど、外食には誘って欲しい。
・体型を隠すために、長袖着ているけど、いちいち聞かないで欲しい。
・体育は見学だけど、一緒に更衣室には行きたい…etc.
細々としたことだけど、学校生活を送る上では、とても大事なこと。
そして、ものすごく勇気を出して伝えたのに、相手が分かってくれなかったら、どうしますか?
とてもキツイ質問だと思います。
けれど、こうした状況を想定した上で、あなた自身が、「えらぶ」ことがとても大切なのです。
また、そんな質問にも、自分の意見をハッキリ答えることが出来るクライアントさんもいます。
そんな時、本当に、「治る!」と確信するんです。
病気をあなた自身で受け入れている様子。
すべての人が理解者にはならない事実。
それでも、あなたの言葉で伝えていく勇気。
その姿は、本当に頼もしく、輝いています。
摂食障害が治ることは、〇〇と向き合うことですから。