【摂食障害の考え方】カウンセラーによって、考え方が全然ちがう理由


*画像は、実家で収穫したレモン。不格好でも農薬ゼロが安心という「考え方」なので。

拒食症・過食症の治り方、いろんな情報に振り回されていませんか?

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

摂食障害の克服経験者として、摂食障害専門カウンセラーとして、摂食障害はまだまだ「ただしい治り方」が広まっていないなぁと感じています。

きっと、今、拒食症・過食症を治そうと思っていろいろな情報を見ている方も、「バラバラな考え方」に触れて、右往左往してしまっているのではないでしょうか。

そこで、今回のブログ記事ではカウンセラーによって、どうしてこんなにも「摂食障害の考え方」が異なるのか?を解説していきます。

カウンセリングの基礎を、いつ・どこで学んできたか?

これが重要です。

いつ⇒何歳の時に?

どこで⇒大学?大学院?民間のスクール?

と、実は幅広いです。

カウンセラーの中には一旦社会人として違う分野で働いた上で、「カウンセラーになりたい」という気持ちで学びなおしをする方もいらっしゃいます。

こうしたキャリアを否定するものではありませんが…

やはり若いころ(~20代)までに経験したり身に着けたものは、人としての基礎になると考えます。

その意味でも、カウンセラーを選ぶ際に学歴をチェックすることをオススメしています。

ちなみに、私自身は小学生の頃にカウンセラーになると決めていました。

(小学校の卒業文集のタイトルは「児童臨床心理士を目指して」でした)

その後、カナダでスクールカウンセラーになることを目指し、17歳から23歳まで単身・カナダ留学し、ビクトリア大学で心理学を学び、卒業・帰国しました。

日本では臨床心理士をめざし、大学院で臨床心理学を学びました。

ただし、最後の修士論文が不合格だったので、退学しています。

臨床心理士の受験資格がないため(第一種指定大学院の修了が受験資格のため)、臨床心理士は取れませんでした。

しかし、20代で学んだ心理学・カウンセリングの基礎は、現在の摂食障害専門カウンセリングの基礎となっていますし、心理学の軸ができてほんとうに良かったと思っています。

そもそも、カウンセリングの基礎を学んだ経験があるのか?

これは一般の方には、ちょっと驚く事実かもしれませんが…

カウンセラーは、カウンセリングの勉強をまったくしていない方でも「カウンセラーです」と名乗ることはできます。

資格不要だけではなく、勉強ゼロでも「カウンセラーになる」ことはできます。自分で自分のことを名乗るだけです。

ですから…

「カウンセラー」という名称だけを鵜呑みにすることは、控えたほうがよさそうです。

私自身も、2020年の国家試験(公認心理師試験)を受験するまでは、資格を持っていないカウンセラーでした。

それでも全国から摂食障害にお悩みの方がご相談に来てくださっていましたし、信頼を寄せてくださっているのがひしひしと伝わってきました。

前述のとおり、「心理学の基礎」を20代の頃に身に着けたおかげですし、カウンセリングにお越しにくるクライアント様が私の経歴・学歴を見てくださった上でのことだと思っています。

⇒摂食障害歴7年からの摂食障害専門カウンセラー中村綾子のプロフィール

摂食障害:相性のいいカウンセラーを見つける方法

摂食障害の回復において、相性のいい治療者と出会うことが不可欠です。

相性のいい治療者と出会ったら、卒業までずーっとぶれずに信じ続けていきましょう。
⇒卒業されたお母様の声:

私がお薦めしている「カウンセリングのえらび方」は以下の3ステップです。

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ステップ1:まず、ネット検索で●●●を感じよう

ステップ2:読むもの・見るもの・聞くものをフル活用して分かること

ステップ3:「お試し」こそ、カウンセリングの中身がわかる

このカウンセラーなら…と決断する「決め手」とは

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カウンセリングを「見つけた」だけではなく、実際に試してみることで【実感】に変わります。

私が毎日ブログで発信したり、電子書籍を出版したりしているのも、「読むもの」を増やしていくためです。

すごく悩んでいる時に「せっかくカウンセリングで治ろうと思ったのに…」と残念な気持ちになるのはもったいないですから、まずは「えらび方」を学んでいきましょう。

動画でも解説していますので、よかったらご覧ください。

⇒【動画】カウンセリングのえらび方