開業カウンセラー中村綾子です。
最近、結構まじめに自炊しています(笑)。
先日はいなりずし作りました。
(ちなみに翌日の夕飯もいなりずし。2回分になりますw)
料理は幼いころからやっているので、元々好きですが…
自宅パン教室時代も
カウンセラーとして開業した後も
「忙しいから!」
と、すべてを仕事のせいにして、コンビニで買ってくる…ということが多かったです。
もちろん、今でもコンビニのお惣菜や冷凍パスタなどを食べることもありますが、基本的に自分でつくるようになりました。
*パンも焼いています。これは型の中で混ぜて、長時間発酵させて焼く…という斬新レシピ。
そして今の季節は…
*ひとり暮らしでもおでん。大根は前日から煮るのが、母からの教えです。
理由は…
手作り料理ばかりで育ててもらったから
です。
手作りが当たり前の家で育ちました。
手作りが当たり前の家で育ち、そして、母との同居生活では手作り生活の良さを再認識したから、です。
実家ではぜんぶ手作り、というのが当たり前でした。
ギョーザも
中華おこわも
コロッケも
きんぴらも
赤飯も
ハンバーグも…
作り置きをすることもなく、残り物をそのまま食べることなく、お弁当も毎朝イチから作る(作ってくれる)という家でした。
私は冷凍食品を見たことがないまま育ったので、冷凍パスタをはじめて食べたのは、たぶん35歳くらいでした(笑)。
そういう食生活が当たり前でしたし、母と一緒に台所に立つのも好きでした。
でも…
自分が仕事を開始してから、「当たり前の生活」よりも仕事優先になってしまっていました。
そんな時、予期せず始まった母との同居・介護生活。
最初は母がまだ動ける状態だったので、母がすべて料理をしてくれていました。
手作り生活ふたたび、というのが嬉しかったです。
次第に母の状態が悪化していき、私が家事のすべてを担当するようになりました。
毎日イチから夕飯をつくる生活。
大変だと感じることも多かったですが、これが「当たり前の生活なんだなぁ」と実感したのです。
そして、コスパの良さも(笑)。
コンビニのお惣菜って高いんだ…と実感したのです(笑)。
仕事は、生活の一部に過ぎない
カナダで留学していた17歳から23歳に見てきた働き方の影響も大きいですが…
仕事=人生 ではなく
人生の中にいろんなことがあって、「仕事」とはその一部に過ぎないはずです。
開業したばかりのタイミングなど、仕事だけに熱中することが必要な時期もあります。
でも、ほんとうは、生活ありき。
生活があって、自分の生き方があって、その上で、
・仕事をえらぶ
・住む場所をえらぶ
という順番なのではないでしょうか。
こうした生き方はひとりひとり違っても、迷いつつ悩みつつ、変わり続けるものだと思っています。
迷いつつ
悩みつつ
だからこそ、その時々に信頼できる相手に相談することも必要なことだと考えます。
開業カウンセラーという働き方は、時間のゆとりをつくることができる働き方です。
時間のゆとりが最初から生まれるわけではなく、
・情報発信という土台
・カウンセリング知識と経験
・オンライン化
・カウンセリング以外の売上の柱を育てる
・継続スキル…etc.
と「ゆとりを作るための投資」も必要になります。
決して、開業だけが「いい働き方」とは思っていません。
自分の求める「生活」ができていれば、その方に合った「働き方」だと考えます。
でも、ゆとりを作るための「自己投資」ができるのは、やっぱり自分でゼロからつくる起業・開業という働き方かもしれません。
個別コンサルティングをリニューアルしたのも、こうした考え方からです。
私自身の働き方も、
コロナ禍前
公認心理師の受験
両親の病気
母との同居
両親の他界…etc.
など、変わることを迫られていた時期を過ごしてきたからです。
変わることを恐れすぎず
変わることであたらしい「何か」を見つけていきたい。
同じような想いをお持ちの方の「生き方」のサポートができたらうれしいです。