摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
今回はYouTubeでも人気だった動画をあらためて《深堀》します。
YouTubeショート動画はこちら
過食症になると《できなくなる》こと3選
本当に過食症の時って、生活が破綻していくというか…
夜中に過食が起こりやすいからこそ、余計に影響が出やすいですよね。見えないところで。
(1)入浴:過食症になると、お風呂がつらい
お風呂に入らなきゃいけないとわかってる。
体が汚れてるってわかってる。
汚いってわかってるけれど、できない。
特に真夜中に過食すると、もうそのまま動きたくなくて、ぐったりとして、この重たい体を引きずっとお風呂なんて入れない…
本当はきれいにしたいのに、本当はきちんと生活したいのに,、それでもできない自分に自己嫌悪になってしまう…。
最近は、風呂キャンセルという言葉も出回っていますが、過食症の方は、ずっと昔からこの傾向があるのではないでしょうか。
ちなみに、私が過食していた頃は、ホントにお風呂が億劫で大ごとに感じていました。
もともとは潔癖っぽいところがあるのに、それなのにお風呂に入れない…
仕事の日は、朝シャワーだけをしたり、洗面台でシャンプーだけしたり…。
「もしかして、私、臭っているんじゃ…」と思えば思うほど、「なんで出来ないんだろう…」と自分を責めていました。
(2)歯磨き:過食でさらに虫歯リスクも…
寝る直前に食べて、食べながら寝落ちしてしまう。
だから、歯磨きなんて到底無理。
ちなみに私自身は、本当にこの寝落ちがひどくて、朝目が覚めたとき、口の中にものが残っていたことがあります。
今から振り返るとゾッとしますよね。
もし今似たようなことが起こってる方がいらしたら、本当にこれ《命の危険》ということを知ってください。
私も後から怖くなったことですが、食べ物が口の中に残ってるということは【窒息のリスク】があったということなんです。
(これは結構危険な話題なので、YouTubeには載せませんでした。)
(3)メイク:太った身体を気にしているのに、顔は適当に…
太ったことが気になってしょうがない
人の目が気になってしょうがない。
しかし…
自分の身なりに気を使うエネルギーが残っていない。
メイクも適当
服装も適当(そもそも、一人暮らしの時は洗濯がうまく回っていない)
髪もボサボサ
本当は自分の体型よりもこうした見た目をケアすれば、ちょっと太っていてもマシに見えることはわかっている。
しかしそれができない。
だからより一層、体型にに執着してしまう。
ほんとに何やってるんだろう。
と、薄々気づいているのではないでしょうか…。
過食そのものよりも、「過食によってできなくなること」への自己嫌悪を多く抱えているはずです。
まとめ:過食症になると《できなくなる》こと3選
今回のブログ記事では、過食症になると《できなくなる》こと3選をお届けしました。
だからこそ、
【過食したい!】
↓
【過食開始】
という衝動への対策が、とても重要になります。
過食したいと思っても、実はちがうかも…という場面も少なくないはずですし、何よりも「食べたくないのに食べ続けてしまう」ことを回避できれば、自信につながるはずです!
▼まずは、動画で「過食衝動をなくす方法」を学んでみませんか?