
カウンセリングにお金をかける意味って、ある?
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
いただくご質問の中で、よく耳にするのがこちらの声です。
「カウンセリングって、どうしてこんなに高いんですか?」
お気持ち、よくわかります。
カウンセリング料金は、高いですよね。
子どもの将来を思えばこそ、少しでも良い選択をしたい。
でも、金額の重さに「本当に意味があるのか」と立ち止まってしまう…
そんな迷いを抱えているお母さまが多いのも事実です。
今日は、この「料金の高さ」に込められた意味を、「私立中学に通わせること」との共通点からお話ししてみたいと思います。
私立中学は、なぜ選ばれるのか?
たとえば、お嬢様が中学受験をしようと考えた場合です。
中学入学までには、数年にわたって塾に通う場合がほとんどです。
・入塾金
・授業料
・夏期講習/志望校別講座/直前特訓
・模試…etc.
受験までの準備だけで、相当なお金と時間をかけた上で、いざ受験・入学となれば
・受験料
・交通費(親子で宿泊…というご家庭も)
・入学金
・授業料
・施設利用料
・海外研修…etc.
と、かなりのお金と時間をかけますよね。
それでもご家族が「私立に行かせたい」と思うのは、それだけの価値を感じる魅力があるからではないでしょうか?
「少人数制」
「手厚いサポート」
「校風が合う」
そうした明確な違いに惹かれて、お金を払ってでも、そこに通わせたいと願うわけです。
公立中学は、なぜ「安い」のか?
一方で、公立中学はほぼ無料で、誰でも進学できます。
先生も生徒もさまざまです。
合う・合わないに関係なく「決まった枠組み」の中で過ごすことになります。
もちろん、素晴らしい先生に出会えることもあるし、教育の質が必ずしも劣るわけではありません。
けれど、「選べない」という事実は変わりません。
公立中学は、あくまで住んでいる場所による決定だからです。
自費カウンセリングと保険治療の違いとは?
この構造は、摂食障害の治療にもよく似ています。
保険治療は、公立中学のように費用が抑えられ、誰でも受けられます。
でも、医療者の選択肢が限られていたり、じっくり時間をかけて対応してもらうことが難しかったりするのも現実です。
さらに、摂食障害の専門とは言い難い場合も少なくありませんし、「摂食障害の克服経験者」が保険治療を行っているのは、皆無と言えるのではないでしょうか。
一方、私のような自費カウンセリングは、時間もお金もかかります。
けれど、それでも「受講したい」と思ってくださる方がいるのは、卒業をゴールにした個別サポートや、一人ひとりの回復段階に合わせた対応に「違い」と「手応え」を感じていただけているからだと感じています。
▼母親カウンセリングから卒業された方の声
摂食障害の娘を持つお母様にお伝えたいこと
「安い方が助かる」
「できれば保険内で済ませたい」
そう思うのは当然のことです。
でも、もしお母様が
「自分の生きづらさも解消したい」
「本気で娘を回復させたい」
「少しでも早く普通の学校生活に戻してあげたい」
「将来、自立できるように育てたい」
そう願っていらっしゃるなら——
私立中学を選ぶように、お母様とお嬢様に合ったサポートを選んでほしいと思います。
その選択が、お嬢様の人生を数年早く、ラクに、自由にすることにつながると、私は信じています。
まとめ:克服経験者だからできること
当オフィスのカウンセリングでは、「いつまで通えばいいのか分からない」という不安を抱えずに済むよう、
卒業を目指した「継続コース」もご案内しています。
摂食障害のカウンセリングは、単に長期間の時間をかければいいのではなく、ハッキリした目標設定をした上で、着実に取り組んでいくことが必要だと考えます。
ダラダラと
じっくりは
似て非なるものですから。
クライアント様からいただく金額に見合う成果を出したい。
そして何よりも、「摂食障害に悩む期間」が1日でも短くなってほしい。
私はカウンセラーとして、克服経験者として、そんな想いで、お母様・お嬢様と向き合っています。
一緒に摂食障害の卒業を目指していきませんか?
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