
「頑張らくていいよ」はお母様のホンネでしょうか…。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
・食べられない
・学校に行きたくない
・人間関係に疲れた…
お嬢様がこうした訴えを繰り返す時、「もう頑張らなくていいよ」と声をかけたくなる――
それは、お母様としてよくあることかもしれません。
けれど、この言葉が治そうとする力を奪ってしまうことがあると、知っておいてほしいのです。
摂食障害の現実から目を離すことは、「治る道」ですか?
たとえば、学校に行きたくないと訴えるお嬢様に「行かなくていい」と言えば、一時的に安心します。
でも同時に、社会とのつながりが切れ、家にこもる時間が長期化することもあります。
同じように…
摂食障害の娘に「食べられないなら無理しなくていい」と言うと、その言葉が「痩せたままの状態でいい」「治さなくてもいい」という思い込みにつながってしまう場合もあります。
優しさは必要ですが、「●●しなくていい=治る道」ではありません。
「頑張らなくていい」よりも、「治る方法」を一緒に考えよう
本当に必要なのは、「頑張らなくていい」ではなく、その先の一歩です。
「じゃあ、どうすれば1日でも早く治るのか、少しでも楽に生きられるか」を一緒に考える姿勢です。
“休むこと”は悪ではありません。
身体の状態がキケンであればあるほど、休むことはぜったい必要です。
でも、“立ち止まったまま放置すること”は、回復のチャンスを奪います。
優しさとは、苦しみから遠ざけることではなく、現実を共に見つめ続ける力なのです。
・摂食障害の原因と向き合う
・今からできることを見つける
・回復スケジュールを立てる…etc.
治るために取り組むことは、無数に存在します。
【摂食障害の回復】ご家族が今すぐできること
摂食障害の回復の第一歩は、「正しい理解」を持つことです。
ご家族が「ただしい知識」を学ぶことで、摂食障害のお嬢様への接し方が変わっていきます。
私のカウンセリングでは、ご家庭での接し方やサポートの方向性を具体的にお伝えしています。
また、動画教材「摂食障害の原因を考えよう」では、症状の背景にあるメカニズムや、原因を見つけるための考え方をわかりやすく解説しています。
ネット上の摂食障害の情報は、玉石混交です。
ただしい情報をえらび取るチカラこそ、回復への道なのです。
開業12年、摂食障害専門カウンセラーの動画で学んでみてください。

