完全予約制カウンセリングだから、大切にしていること

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

カウンセリング前の風景です。
お馴染みのセットです。

・手帳
・ペン2種類
・ファイル
・ノート

*ファイルは、写真用のためカレンダーのファイルで撮影していますが、通常はクライアント様の個別ファイルです^^

カウンセリング準備は前日から

完全予約制だからこそ、
前日から準備をしています。

帰宅前に「明日のご予約」を確認して、翌日にお会いするクライアント様のファイルをまとめておきます。
この時、前回の内容がサッと思い出せる場合は、そのまま。
前回、どんな話だったかな?あのコト、どうなったのかな?と少しでも「?」が沸く場合は、ファイルを開いて読み返しておきます。
時には、何回か前まで読み返したり、書き出したりすることもあります。

そして、当日のカウンセリング前

一人ひとりのご予約時間の20分前にタイマーをセットしています。
タイマーが鳴ったら、他の作業を止めて、テーブル準備とお茶の準備に入ります。

お茶は、クライアント様の好み(私の推測)と私の気分によって、一杯一杯変えています。
上記の写真で写っているのは、アールグレイです^^

最近は、暑いので、冷たいお茶にすることもあります。
天気は悪くても、蒸し暑い日もあるので、迷うところです^^;;

直前に、個別ファイルを読み返し、もう1度、ざっと頭の中に入れ直します。

その日に確認したいことを書き出したり、
来月の予約日時を書きだしたり。

一人ひとりによって異なりますが、細かな準備こそ大切にしています。

カウンセリング時間

カウンセリング時間は、1回50分です。

50分を長いと感じるか、
短いと感じるか。

これは、ホントに人それぞれです。
感じ方は、体調や回復状況によっても、異なるようです。

私が経験してきたような「1分診察」の心療内科・精神科を経験してきた方にとっては、「50分も時間がある」と感じていただけるようです。
他のカウンセリングで、長い時間のカウンセリング(2時間くらい等)を経験した方にとっては「たった50分で変わるの!?」という半信半疑のスタートの場合もあります。

初回が、半信半疑であっても、すぐに納得される場合がほとんどです。

・ダラダラ喋っているだけより、ずっとイイ。
・カウンセリングは「おしゃべり」とちがう。
・やること・取り組むことが分かって、スッキリした・・etc.

そんなお声をいただくことが多いです。

継続コースのカウンセリングとは、報連相です^^

前回(約2週間前)から当日までの、「ご報告」
テストや家族行事などのスケジュールの、「ご連絡」
そして、今困っていること・悩んでいることの、「ご相談」。

カウンセリングの50分間は、クライアント様の時間です。
お話してくださる内容・割合が、上記の何が多くて何が少なくても、私は、特に何も言いません。
なぜなら、クライアント様自身が、気づいていかない限り、ホントの変化は無いからです。

カウンセリングとは、あなたが受けたい!と望んで受けているもの。
カウンセリングとは、「変わりたい!」というあなたが、自ら強く願っているもの。
変わることは、誰からも強制されていません。
でも、あなたがあなたのために行動することなのです。

そのため、指示待ちの姿勢では得るものは少ないかもしれません。
カウンセリングとは、自ら動くことが何よりも大事だからです。
私が大学院時代に学んだ印象的な言葉が、ソレを教えてくれます。