摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
希望。
カウンセリングやミーティングを通して、
摂食障害に悩むご本人様やご家族に伝えたいことです。
治るということ。
その希望を持ち続けるということ。
それが1番の願いです。
今生きている世界は、苦しいことばかりで、分かってくれる人なんてどこにもいない気がして、絶望しかない日々かもしれないけれど・・・
どうか治る希望を忘れないでいてください。
とてもとてもよく勘違いされることですが・・・拒食・過食・過食嘔吐という摂食障害が治るために、自己肯定も自信も、必要ありません。
特にご家族の方には、勘違いされている方がとてもとても多いです。
食べる・寝る
食べる・排泄する
食べる・活動する
こうしたことは、生まれたばかりの頃から、多くの私たちは当たり前のように出来たはずです。
生まれたばかりの頃に当たり前だったことが、心の病によって、上手くいかなくなっているのです。
あなたが、「あなたという人」になる。
言いたいことを言って、
やりたいことをやって、
食べたいものを食べて、
笑いたい時に笑って、
怒りたい時に怒って、
泣きたい時に泣く。
ただ、それだけです。
摂食障害とは、「食」の病気ではありません。
あなたという人が、
誰かのために犠牲になったり、
自分を犠牲にしてまでも、苦しさを訴えるしかなかったり、
苦しいことを、無意識に封じ込めてしまったり、
いろんなことが、何年にも渡って、上手くいかなくなっている病気なのです。
あなたという人が、「人」になるために必要なこと。
それが、安心・安全な土台です。安心・安全な土台が、「家」であってほしい。ご家族が出来ることは、安心・安全な「家」を作っていくことなのです。
だから、あなたも拒食・過食・過食嘔吐という摂食障害から回復できる。
そして、ご家族ができることも、たくさんあるのです。ご家族が出来ること、まずは「質問」してみませんか?