1分診察の現実

こんにちは。

名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。

摂食障害の7年間、いろんな病院で、いろんな医師にかかってきました。

転院回数、10回。

多くの病院は、長い待ち時間と、薬の処方だけの診察。

これで、心の治療って言えるのかなぁ・・・?といつも疑問でした。

そんな中でも、「これはムリ!」と思った病院がありました。

ようやく名前が呼ばれたと、診察室のドアを開けると・・・

すぐに主治医がこう言いました。

・・・・・・・

中村さん、こんにちは~。

調子どうですか?
じゃあ、お薬出しておきますね。

お大事に。

・・・・・・・

終了。

診察室に入ったばかりの私は、まだ自分のカバンすら置いていない状態でした。

上記の言葉を、ほぼ毎回、主治医が言って、診察は終了していました。

そんな「1分診察」のために、往復3時間かけて通う気にはならず、結局、続きませんでした。

「1分で、何が分かるんだろう?」

「1分で、心が変わることなんてない」

もっと、じっくり話せる場がほしい。

もっと、しっかり考えてほしい。

「1分診察」で満たされなかった私は、「このままでは治らない」と痛感しました。

だから、「じっくり」は大事なんです。

「1分」でも、「5分」でも、分からないことがあります。

「時間がない!」と思えば、言い出せないこともあります。

けれど、ちょっとリラックスしたタイミングなら、本音が言えることもあります。

50倍の時間にかける、私の想いは、こちらです。