摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
今回は、過食の話題です。
・外出を控えていると、つい食べてしまう方
・買い置きしたら、すべて食べてしまう方
・ヒマだと何かクチにしていたくなってしまう方
・「食べたい」という娘に、禁止していいの?と迷ってしまうお母様
・他の兄弟のお菓子もあるのに、過食症の娘が全部食べてしまうことに困っているお母様
などに向けて、役立つ情報をお届けします。
まず、過食の治り方2つを区別していきましょう。
繰り返し書いていますが、、、
・対処療法
・根本的な問題の解決・改善
という2つが必要です。
これは、過食症に限らず、拒食・過食・過食嘔吐問わず、他のメンタル系の病気でも同じ、と考えます。
「根本的な問題の解決・改善」は、医師・カウンセラーと取り組んでいくことです。
これが、ブログによく書いている「相性の良い治療者と出会うこと」につながります。
今回のブログ記事では、「対処療法」に限定してお届けします。
理由は
自宅で
ひとりで
すぐできる
からです。
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家にいても、生活リズムは「だいたい一定」にしよう
当たり前のことですが・・・出来ていない方が多いです。
過食がひどかったころの私も、出来ていませんでした。
・毎日、入浴していますか?
・毎日、24時前に寝ていますか?
・毎日、3食を食べていますか?
・毎日、「朝」という時間帯に起床していますか?
生活リズムが崩れると・・・
自律神経も乱れ
当然、「食」も乱れてしまいます。
外出してもしなくても、一応、着替えをしましょう。
「外に出て行ける服装」を意識しましょう。
ホントに食べたい?と自問しよう
ヒマだと、つい食べてしまう
家にいると、イライラして食べたくなる
買い置きがあるだけで、ソワソワする・・・etc.
こんな状況で食べてしまっていませんか?
ひとくちのつもりが、過食になったり
ちょっとだけ・・・とずーっとダラダラ食べたり。
だから、自分で自分に問いかけてみましょう。
「ねぇ、ホントに食べたい?」
そして、
「ホントに、ソレが食べたいの?」
食べたいものを食べるのがベストですが・・・
過食に悩んでいる方の場合、
ホントに食べたいものがわかっていない場合がほとんどです。
食べたいって、身体が言っていますか?
食べたいって、 胃が訴えていますか?
食べたいって、全身が伝えていますか?
きっと、ちがうはずです。
自問しても分からない場合は、まずお茶でも飲んでみましょう。
*ハーブティーの話*
食べる時間を決めよう
上記の生活リズムと同じですが・・・
食事時間、決めていますか?
外出を控えている今、食事時間も「なんとなく・・・」になりやすいです。
幼いころには「おやつの時間」もあったのではないでしょうか?
結局は、同じ。
今も昔もやることは同じです。
1日3食、「だいたい」同じ時間に食べること。
間食も、「だいたい」おやつの時間を、自分なりに決めて摂ること。
過食の対処療法には、近道はありません。
ずーっと昔から言われているような、「当たり前のこと」を、改めて見直すことなのです。
今、自分には何が必要なの?何から取り組んだらいいの?とわからない方は、こちらのご相談をどうぞ。
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