過食代は治療費ではなく、食費でもない、「消えていくお金」です。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

過食代、1回いくら使っていますか?
1ヶ月に、いくらになりますか?

そして、そのお金は、どうやって工面していますか?

私が、必ず確認する質問です。

過食・過食嘔吐に悩むご本人様だけではなく、母親カウンセリングの場合も同じです。

「いくら使っているか分かりません」は、いずれの場合も1番キケンだと思っています。

分かっている場合でも、勘違いしていることが多いです。

・過食代は治療費、という勘違い。

・過食代は食費だから家族が払うのは、当然、という勘違い。

過食代とは、治療費ではなく、食費でもなく、ただただ「消えていくお金」です。。。

過食代と同額を、毎月の治療費に使ったら、どれだけ早くに治るんでしょうか?

金額を伺う度に、私の心に沸いています。

過食に、そんなにたくさんのお金を使っても、心は満たされません。
そんなに過食にお金を使っても、過食症は治っていきません。

(1)毎回・毎月の過食代に「消えていく金額」を、きちんと把握すること
(2)金額を、親子で共有すること
(3)過食・過食嘔吐を治すための「治療費」に投資をシフトすること

当たり前ですが、過食・過食嘔吐の経歴が長い人・家族ほど、当たり前が分からなくなっている印象があります。

ぜひ、過食が治る方向に進んでいってくださいね。
上記の3つを、1つずつ解説していきます。

(1)毎回・毎月の過食代に「消えていく金額」を、きちんと把握すること

ご家庭によって、過食代をだれがどのように支払うか、いろいろ考え方はあると思います。
どんな方法であっても、

1回の過食でいくら使ったか?
1ヶ月の過食代は、いくらになるのか?

これをふだんの食費とは別で、きちんと計算していくことが必要です。
時折、ご家族の夕飯の買い物と一緒に、過食材料を購入することが当たり前になっているご家族がいらっしゃいますが・・・
それはオススメできません。

冒頭の勘違いでお伝えした通り、過食は食費では無いのですから、きちんと分けて把握していきましょう。

(2)金額を、親子で共有すること

過食時、かくれて食べていると、ほぼ確実に悪化する・・・とお伝えしています(詳細はこちら)。

同様に、いくら使ったかバレると怒られる、と過食症のご本人が隠してしまったり。
「食べたいだけ食べていい」と伝えてしまったご家族は、内心では「こんなにお金が・・・」と思いながらも、何も伝えなかったり。

いろんな「隠している家族」が見受けられます。

ですが、これも共有すること。
共有していく上で、考えることがとても大切だと思っています。

(3)過食・過食嘔吐を治すための「ホントの治療費」に投資をするということ

いつ、何に、どれだけお金をかけるか。
将来につながることを、「投資」と呼びます。

過食代にお金をつぎこむことは、投資ではありません。
これからは、治ることに「投資」していきましょう。

今、少しでも安いものを選んで買って、過食しているかもしれません。
働いていないから、美味しいものより、安いものを買わないと!と思っているかもしれません。

けれど、ホントに必要なことは、1日も早く治ることです。

1日も早く治って、1日も早くやりたい仕事をやって、生きていけるようになることです。

摂食障害専門カウンセリングは、1日も早く治ることをサポートしています!
それは、拒食症の入院について、こんな想いがあるからです。

たくさんの後悔と共に。。。