カウンセラー中村綾子です。
・摂食障害の入院を勧められている方
・摂食障害の通院と入院、どちらが早く治るの?とギモンの方
・こんなにツライなら入院しかない!という方
・家でイライラしている娘を入院させたい!というお母様
などに向けて役立つ情報をお届けします。
*他の記事同様、あくまで個人の経験談・意見であり、判断は主治医の先生とよく話し合ってください*
入院前に知りたかった3つのこと。
1.入院中の生活
2.入院費用
3.退院した後の状態
という3つですね~。
きっと挙げればキリが無いのですが、後悔もたくさんありますから、主なもの3つとしてお届けします。
1.入院中の生活を事前に知りたかった理由とは
私の思い込み・勘違いではありますが・・・
入院したら、いつでも誰かが寄り添ってくれる・話を聴いてくれる、と思っていました(涙)。
実際は・・・
24時間、医療従事者(医師・看護師さんなど)はいますが、いつもバタバタ。。。
1対1で、寄り添って話を聴いてくれる・・・なんてことはあり得ない状況でした。
そもそも、「話を聴く」ことが精神科治療ではないと思います。
入院生活は、
・体重測定
・朝食
・昼食
・エンシュア(ほぼ毎食前・食後)
・夕食
・1日3回服薬
・入浴
だけでした(私の場合)。
つまり、
入院生活=ほとんどベッドの上での生活
治療=食べること
外出=売店のみ
時期によっては、24時間の点滴が治療に加わりました(体重が主治医の計画通りには増えなかったので、追加)。
2.摂食障害の入院費用を知りたかった理由
これは、入院に限らず、医療全体に言えることですが・・
治療2つを提示されて、
・費用
・メリットデメリット
・期間
などを比較して、選ぶということは、ほとんどないですよね?
ある意味、主治医の判断にお任せになってしまい、費用も後から知るという・・・残念なシステムになっていることがほとんどではないでしょうか?
私の場合、入院費用は、まさにその1つでした。
・費用もしらないまま
・入院のメリットデメリットも知らないまま
・入院期間もよく分からないまま
入院スタートになりまして、結果、1ヶ月30万円の入院費用がかかったという現実がありました。
*大部屋です。くわしくは、以下の記事をクリックしてご覧ください。
↓↓↓
拒食の入院費、1ヶ月30万。大部屋で「食べる」ことが治療だった日々。
もし、金額だけでも知っていたら、入院を選ばなかったかもしれません。
当時の私に、意見を聞いてもらえたかどうかわかりませんが。
3.退院した後の状態
特に、生まれてはじめて入院する時って、退院時のすごい自分を想像しがちです。
私は、こんなふうに想像していました。
「ここを出る時、クリームパンが普通に食べられるようになっているのかなぁ」
入院前は、「とにかく入院!」というだけで、入院前に、退院した後の状態についての話などはありませんでした。
実際、私が退院した後は、「なんでも食べられる状態」ではなく、「無理やり体重が2kg増えただけの自分」でした。
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いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、入院の判断については主治医の先生とよく話し合ってみてくださいね。
このブログでは、摂食障害の克服経験者として、個人的な経験談だけではなく、心理学の知識から「考え方・気持ち」を変える方法についてもお届けしています。
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