ダイエットしたから摂食障害!?
ダイエットしても摂食障害にならない人は?
こんにちは!
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
「どうしてうちの娘は摂食障害なの!?」という疑問をお持ちのお母様方、すごく多いですよね(ご家族のご相談はこちら)。
今回は、よくあるギモンとして「摂食障害とダイエット」を取り上げます。
ダイエットしなければ、摂食障害にならなかった!???
「どうしてうちの子が、摂食障害になったの!?」
そんなギモンをお持ちのお母様方がとても多いです。
・あんなに、食べることが大好きだったのに。
・あんなに、楽しそうに学校に行っていたのに。
・あんなに、勉強を頑張っていたのに…etc.
摂食障害になってしまったから、何もかもメチャクチャになってしまった…。
そんな想いがある時、他人を責めてしまいがちです。
・あの時、いじめられなかったら
・あの子から、あんなヒドイこと言われなかったら
・あんな学校に行ったから…etc.
そして、
「ダイエットしなければ、摂食障害にならなかったのに・・・」
とおもっていませんか?
残念ながら、これは間違いです。
理由は、摂食障害は心の病気だからです。
摂食障害はダイエットの病気ではありません。
摂食障害は、心の病気!
摂食障害は、心の病気です。
摂食障害の克服経験者として
摂食障害専門カウンセラーとして
断言できます。
摂食障害は、心の病気です。
さらに、ダイエットが原因で発症する病気ではありません。
前回のメルマガ(5/15)でかなり詳しくお伝えしましたが、摂食障害を発症するメカニズムがあります。
その根本には、ダイエット前からの「心の問題」があったはずです(これからのメルマガをご希望の方はこちら)。
でも、ダイエットをする人はたくさんいますよね。
摂食障害になる人とならない人がたどる「流れ」を図解してみます。
ダイエットしても摂食障害にならない人は「満足」がある
ちょっと痩せたい
ダイエットしてみよう
このくらいは、イマドキ老若男女問わずやりはじめることです。
でも、摂食障害になる人・摂食障害にならない人のちがいを2つあげるなら、
・満足
・犠牲
です。
上記の通り、【ダイエット】→ 【ちょっとやせる】→【満足してダイエット終了】になれば、摂食障害の発症はありません。
そもそも、世の中の多くの人が【ダイエット】→【続かない】です。
ダイエットが続かない人が多いからこそ、ダイエット産業がいつも大盛況で、流行ダイエットが次々と生まれるのです。
さらに、『摂食障害治り方Q&A』にも書いていますが、摂食障害の発症も、摂食障害と「ふつう」の違いも、「犠牲を伴うかどうか」です。
ダイエットをする
↓
空腹
↓
◆不調
身体がダルイ
フラフラする
↓
不調をムシする
(身体が犠牲になっている)
↓
さらにダイエット
という流れだったり、そもそも不調すら感じないほどダイエットにのめり込んでいる場合もあります。
ダイエット
↓
生理が止まる
↓
生理なんて無くてもいい
(という考え方)
↓
ダイエットが辞めらない
(辞めようとも思わない)
という無月経(生理がとまること)でも、そのままダイエットを続行してしまうことがあります。
いずれの場合も、自分で自分の心身を犠牲にしてしまう理由は、「自分で自分を大切にできない心」があるからです。
やっぱり、「心の問題」が潜んでいるのです。
次回の摂食障害メルマガでは
上記の図解を使いながら、ダイエットから摂食障害になる人・摂食障害にならない人のちがいについてお話していきます。
さらに、
ダイエットの前から抱えてきた「心の問題」とは?
もし、娘がダイエットを開始したら、家族はどうしたらいいの?
摂食障害を事前に防ぐ方法は?
などについても、動画でお話していきます。
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