摂食障害が治っていく心と行動の変化【バイト編】

2020/05/28修正

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害真っ最中の頃、
「どうやったら治っていくんだろう?」という疑問と共に
もう1つの疑問がありました。

「治っていく道すじって、どんなふうだろう?」でした。
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どんな変化が起こって
どんなふうに感じるようになるのか。。。

今回頂きましたご質問と
重なるみたいです^^

*ブログ回答は、私の個人的な経験とカウンセリング方針に基づいています。
*全ての方に当てはまるとは限りませんので、予めご了承ください。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

中村先生も、塾の講師をしていた頃の生活から、今の生活になるまで、
試行錯誤したり、様々な行動の変化や心の変化があったということを書かれていますが、

治っていく段階の心と行動の変化について教えていただけたら嬉しいです。

ご質問をありがとうございます。

塾のバイト時代から、就活、そして、完全休養、その後のパン教室オープン・・・
というかなり長いストーリーになってしまいそうです^^;;

なので、今回は、「塾バイト時代」に限定して、
「治ってきた実感」と「治っていない実感」を、2つの記事に分けて、回答させていただきます。

今回は、「治ってきた実感」です。

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1.「何してるの?」:聞かれることが平気に

2.1日8時間勤務もOKに

3.「ご褒美過食」の開始

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1.「何してるの?」:聞かれることが平気に

バイト仲間は、みんな学生でした。

大学1年生が2人(女)
大学院2年生が1人(男)

で、「中村さんは、何してるの?」と聞かれるのです。

無職だった私にとっては、
塾バイトは「やっていること」でした。

でも、バイト仲間にとっては
「学生をやっている」が先にありました。

だから、「何やってるの?」という質問は、正直、イタイ質問でした。

ですが、この塾バイトの頃から、
ある程度答えられるようになっていきました。

「英語を勉強し直してるんだ」
「今、考え中なの」

こうした答であっても、
「言う事」がある程度、平気になっていきました。

答えられる自分に、気持ちの変化を感じていました。

2.「1日8時間勤務」もOKに

塾バイトは、平日は16:00~21:30ですが、土曜日は8:00~17:00。

土曜日は、お弁当持参でバイトしていました。

なので、8時間、動きっぱなし。
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確かに疲れたけれど、
動ける自分
朝早くても大丈夫な自分
お昼にちょっと回復する自分

こんなところに「治ってきた実感」を、見出していました。

3.「ご褒美過食」の開始

塾バイトを始めた頃、まだまだ過食がありました。

過食衝動がくると
勢いのままコンビニに走って
買ったら歩きながらむさぼる・・・

そんな食べ方は、
さんざん親から怒られていました。

でも、ずーっと辞められなかったのです。

塾バイトを始めて間も無い頃、
同じ最寄り駅から、
同じ塾に通う塾生(小学生)を見かけました。

その時、すごく怖くなりました。
恐ろしく、恥ずかしい気持ちにもなりました。

むさぼるような食べ方
目の色を変えて食べ続ける姿

そんな姿が生徒に見つかったら
そんな噂が広まったら

せっかく始めた塾バイトを
失ってしまう。。。

ホンキで怖くなりました。
本当に辞める決心をしました。

そして、「歩きながら食べる」が、一切無くなりました。

でも、過食自体は辞められなかったので、ちがう方法に変わりました。

「どうせ食べるんだから、『おいしいね』『食べていいんだよ』って食べたらいい」

塾バイトを開始するより
ずっと前に通っていた精神科クリニックで言われた言葉でした。

なぜか、この言葉を思い出しました。

ちょっとは働けるようになった自分。
だから、「帰ったら、菓子パン食べよう」。

そんなふうに、菓子パンが、過食というより、楽しみになっていきました。

今日は頑張ったし
忙しかったし
バタバタしていたし
だから、食べてもいいよね!
ご褒美だぁ~。

そんなふうに、過食がご褒美に変わっていきました。

量もすごい量ではなく、
夕方に菓子パン2つ。

もちろん、夕飯前の「おやつ」としては、高カロリーかもしれません。

でも、むさぼるような、詰め込むような食べ方からは、明らかに変わっていきました。

外に出るタイミング
アルバイトに適したタイミング

これらを見極めることは、
とても難しいです。

何かを始める前に、じっくり◯◯していますか?