摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
国家資格・公認心理師です。プロフィールはこちら。
過食症で体重がどんどん増えていくとき、
・食べるのを辞めなくては
・痩せる方法を見つけなくては
・もう絶対過食しない!
と極端な方法に走りがちです。
私自身も「今すぐ痩せる方法」や「太らない食べ物/痩せる食べ物」などを探し求めていた時期がありました。
今回は、過食症の方が陥りやすい状況と太らない食べ方についてお伝えします。
過食症の体重増加。太らない食べ物を探し続けた日々
まずお伝えしたいのは「体重増加に上げどまりは無い」です。
拒食から過食になる時や、自称・拒食症の回復期という方は、「体重はある程度まで増えたら、自然に止まる」と勘違いされている方も多いです。
しかし、私個人の克服経験のみならず多数の摂食障害カウンセリング経験から言えるのは、「体重増加に上げどまりは無い」です。
⇒体重の変動グラフはこちら
体重増加が止まらないからこそ、「太らない食べ物」を探し求めるのです。
太らない食べ物を
ネット検索したり
本を読んだり
ダイエット番組を観たり
やせる系の雑誌を読んだり
いろんな方法で探し求めていました。
過去の私と同様に、今も探している方も多いかもしれません。
しかし…
食べ物は「栄養を摂るため」にあるのです。
実際は、食べて食べて、どんどん痩せる物など存在しないのではないでしょうか。
ですから…
奇跡の太らない食べ物を見つけ出すより、好きなものを適度に食べても太らない身体であったり、上手く組み合わせて「太らない食べ方」を身に着けるほうが、実は効果的です。
過食衝動は、なぜ起こるのか?
そもそも、過食衝動はなぜ起こるのか?
毎回の過食の後に振り返っているでしょうか?
*衝動ではなく、ダラダラ食べ続ける過食の方は、生活スタイル自体を見直すことをオススメします。
過食衝動が起こりやすい理由は、
・極度の空腹
・「太ったね」など周りの人から傷つく言葉をいわれた
・睡眠不足
・予定外の出来事にパニックになった
・家族のいざこざ…etc.
様々なことが理由として考えられると思いますが、大切なのは毎回の過食衝動が起こった時(できれば過食衝動が起こりそうな段階で)、自分でしっかり考えることです。
過食をしてしまった後からでも、なぁなぁにして終わらせないことが、過食の回復への道です。
太らない食べ方=太らない生き方
これまで摂食障害専門カウンセリングのみ、ご提供してきました。
心理カウンセラーとして心のお悩みを中心にお聴きしてきましたが、クライアント様から「食べること」についてのご質問も多くいただいていました。
もちろん、ご質問があれがその都度お応えしてきましたし、「食べること」そのもののお悩みにも経験者として共感することが多かったです。
一方で、
・あまり自分の話をしたくない
・とにかく過食衝動を無くしたい
・流行のダイエットに振り回されてしまう
といった悩みを抱える方も多くいらっしゃるのでは…と感じるようになりました。
そこで、改めて栄養学を学びなおし、新しいサービスを開始することになりました。
現時点では、「ほぼ完成」の段階ですのでさらなるブラッシュアップを重ねていきます。
とりあえず現時点の内容ですが、よかったらご覧ください。
↓↓↓