愛するベーグルつくり。抹茶ベーグルも簡単バージョンで。
摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
摂食障害メルマガでは、日々ご質問をお寄せいただいています。
今回取り上げますご質問はこちら↓↓↓
【拒食症】ご質問
拒食症の排出型です。
今の所、部分寛解の状態ですが、いつ制限型や過食に移行していくかと、不安です。
予防や対処法があれば知りたいです。
*ご質問の文面からわかる範囲で記載していきます。
*通院中の場合はかならず主治医の先生の指示に従ってください。
摂食障害専門カウンセラーからの解説
いきなり、当たり前のことをお伝えしていますが…
拒食症から過食に移行しないためには、拒食症を1日も早く治すことです。
拒食症でも過食症でも、心の病気です。
今回のご質問の方は排出型とのことですが、●●型という分類は、あまり気にしなくていいかと思います。
摂食障害の治り方は同じですから。
摂食障害は心の病気である一方、身体は常にダメージを受けています。
【拒食症】栄養不足、というダメージ
拒食症は、心の病気ですから、心と向き合うことも栄養を定期的に適切な量入れていくことも、同じくらい大切です。
栄養不足の状態に慣れきっているかもしれませんが…
・なんとなくダルイ
・やる気が起きない
・朝起きるのがツライ
・生理がない、不順
・すぐイライラする
・動くのが億劫…etc.
といった状態に1つでも当てはまるのではないでしょうか?
心の根本的な問題
↓
食べる量の減少
↓
身体へのダメ―ジ
↓
思ったように動けない
↓
イライラ
↓
さらに自己嫌悪
という悪循環にもハマりやすいです。
その意味では、「根本的な問題」がそのまま未解決の状態にあっても、とりあえず「食事」を改善していくことも役立つ方法です。
食べ方については、動画でも学べます。
⇒【動画】拒食症・過食症のための食べ方レッスン
超基本!「摂食障害の治り方」のおさらい
今回のご質問のように、
・拒食症から過食になったらどうしよう
・過食になるのがコワイから、食べる量をふやせない
といった方は多いようです。
拒食症から過食に移行させないために出来ることは、「摂食障害の治り方」と同じです。
(1)相性のいい治療者と出会う
(2)摂食障害の卒業まで諦めずに続ける
結局、摂食障害の「治り方」は同じです。
摂食障害は付き合っていく病気ではありません。「治る病気」です。自分なんて、ホントに治るの?と思ったら、卒業クライアント様の声をご覧ください。