摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
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私は、過食した後が、1番多かったです。
理由は、「食べたい」から「過食」までが、ものすごい勢いで一直線だったからです。
嘔吐するときは、「吐くために食べる」でした。
もちろん、嘔吐した後に、気持ちを引きずることも多々ありましたが、「嘔吐なしの過食」の時こそ、「どーしたらいいかわからない」「どう過ごしたらいいのか分からない」という気持ちで悶々としていました。
こうした「家での過ごし方」こそ、病院では教えてくれないことなのではないでしょうか?
1.気持ちを切り替えるための2つの大前提
2.過食したエネルギーをプラスに使う!
3.落ち着いた後は、「なあなあ」にしないこと!
1.気持ちを切り替えるための2つの大前提
過食した後の、お腹がパンパンになった感じ。
重苦しい胃と身体と心。
いつまでも気持ちが悪い状態。
まずは、それらを帳消しにしないことです。
つまり、過食した後の気持ちの切り替え法を身に着けるためには、大前提として守る2つのことがあります。
・過剰にカロリーを控えない
・過剰に運動しない
食べてしまったものを、ちゃんと身体でも心でも感じていくことです。
時間が経てば、身体は消化してくれます。
消化してくれるまで、じっと待つこと。
すごくイヤで、すごく恐ろしいことかもしれません。
でも、こうした時間をじっと待つことも、自分と向き合うことなのです。
2.過食したエネルギーをプラスに使う!
プラスに使うとは、必死に動くことではありません。
でも、オススメの使い方があります。
それは、掃除です。
特にトイレ掃除。
普段、あんまり積極的にはやりたくない場所。
「掃除しないとなぁ~」と思いながらも、後回しにしていた場所。
そうした場所をキレイにするからこそ、過食のエネルギーをプラスに使えるのです。
食べたばかりであれば、
身体はエネルギー満タンのはずです。
エネルギー満タンなのだから、スイスイ動くのです。
必死の掃除ではなく、
誰かのための掃除でもなく、
ただ、自分が自分の気持ちいいのための掃除。
私は、今でも、気分が悶々としたときは掃除します。
ただ手を動かして
だんだんキレイになっていくと、
かなりリフレッシュします^^
ぜひ、やってみてくださいね。
3.落ち着いた後は、「なあなあ」にしないこと!
これ、すごく大事です!
掃除で気持ちが切り替わった後こそ、ちゃんと考えるのです。
自分で、自分に問いかけてみてください。
・ホントに食べたかった?
・食べたもの、覚えている?
・食べて美味しかった?
・過食して、気持ちはラクになった?
・過食で何か1つでも解決した?
きっと、食べたくないのに食べて、大して美味しいとも思えず、何も得るものがなく、ただひたすら後悔だけ・・・そんな答になるのではないでしょうか?
次の問いかけです。
・どうして過食したの?
・過食しないといけないって思った理由は?
・過食以外の方法って、何もなかったの?
・「過食したい!」と思う前、どんな状況だった?
・なんとなくソワソワしたのは、いつ頃?
・ソワソワした時、どうすれば良かった?
ホントに大事なのは、過食した後ではありません。
1番大事なのは、普段であり、過食衝動の前兆を素早くキャッチして、対処することなのです。
さらに、普段の生活への問いかけです。
・普段、ちゃんと食べている?
・最近、睡眠はとれている?
・今の主治医・カウンセラーは、信頼できる?
・今の治療法で、治っていけれそう?
・あと何年(または何ケ月)で、摂食障害から卒業できそう?
・生理は戻っている?
普段の積み重ねがあってこそ、回復があります。
普段うまくいかない生活が続いていれば、過食衝動だけに対処を考えても、根本解決にはなりません。
心と向き合うことは、細かいことを丁寧に丁寧に考えていくことです。
答が出なくても、答が分からず苦しくても、考え続けることです。
1つ1つ言葉に出していくことも効果的です。
あの人に、こう言われて、それで自分はこう思って、でも、ホントはこうすればよかったかなぁ・・・
日常の1つ1つの場面。
それらを振り返って言葉に出すことに、意味があるのです。
摂食障害から卒業しても、「楽しい毎日を過ごしています」
ずーっと使える心のスキルだからこそ!
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