単発カウンセリングを辞めた理由。ミーティング開始の理由。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

私も摂食障害専門カウンセラーとして活動を開始して6年目になります。
カウンセリングの形は、何度も何度も軌道修正を重ねてきました。

軌道修正を続けた後、現在のカウンセリングの形にたどり着きました。

■現在のカウンセリング(ご本人・母親カウンセリング共通)

・初回カウンセリング(単発)
・継続コース(卒業まで1年以上続けられる方が対象)

このカタチになる前は、
単発カウンセリングもOKでした。

でも、途中から初回カウンセリングも、「卒業まで続けられる方のみ」を対象に変えていきました。

なので、現状は、単発カウンセリングを廃止しています。

単発カウンセリングを辞めた理由、
その上で、単発のミーティングを開始した理由についてお届けします。


■単発カウンセリングを辞めた理由

摂食障害はカンタンに治るものでは無いからです。

ちょっと話を聴いて
ちょっとカウンセリングを受けて、
ハイ、治りました!!!

・・・・なんていうことは、無理なのです。

だから、「卒業まで1年以上のカウンセリングを継続できる方」と限定してお引き受けしています。

「完治」という言葉ではなく、
「卒業」という言葉をあえて使っているのは、
「完治」したかどうかは、寿命を迎える時まで分からないからです。

分からないのに、
「完治」と言い切ることは、無理があります。

さらに、カウンセリングは学校みたいなもの、という意味で「卒業」という言葉を使っています。

私はひとりひとりのクライアント様に、摂食障害という世界から、
自由な世界に旅立っていって欲しい、と心から願っています。

この想いは、摂食障害のお嬢様を持つお母様に対しても、同じです。

■単発ミーティング開始の理由

その上で、単発のミーティングを開始したことには、大きくわけて3つの理由があります。

①カウンセリングを迷いながらも、ハードルが高いと感じている方

今年9月、私が、ずっと気になっていた精神科医の先生の講義をはじめて受けた話。

繰り返し書いている通りですが・・・
1対1の指導に申し込むのは躊躇しても、
大人数の講義だから、とっても気楽に申込むことができました。

気楽でも、
「学び」は真剣!

スタートは気楽でも、
一層やる気に!

こうしたハードルを低くすることって、
とても意味があると実感させられた出来事でした。

だからこそ、、、

カウンセリングを迷い続けている方にも、
タイミングを逃し続けている方にも、
ミーティングが1つのきっかけになれば嬉しいです。

②再開のタイミングを逃し続けてる方

これも、、、
当てはまる方が、実はたくさんいらっしゃることと思います。

過去に私のカウンセリングを受けてくださった方の中には、
「やっぱり、気になる・・・」と、
ずーーーとブログ・メルマガをお読みくださっている方がいることと思います。

カウンセリングを再開しようかな…
でも、自分から辞めちゃったし・・・・

もし、そんな気持ちで迷っている方がいらっしゃいましたら、
まずはミーティングでお会いしましょう^^

③新しいことを始める時、いつも立ち返る【当時】の気持ち。

私が、カウンセリングを仕事として開始した時も、
オフィスを開設した時にも言えますが・・・

何か新しいことを始める時、必ず確認することがあります。

それは・・・
【摂食障害真っ最中の頃の自分】が、喜んでくれるかどうかです。

私の回復は、最終的には、母が変わってくれて、
私が【完全休養】できたことが1番大きな助けになりました。

けれど、、、

母は、自らカウンセリングに行って、自ら変わろうとする姿勢はありませんでした。

母の気持ちの問題だけではなく・・・
当時、我が家はバタバタでした。。。

母の実家の片付けや親戚の世話など、いろんな生活環境も重なっていたと思っています。

定期的に通うことが難しい状況だったからこそ、
もし、当時の私が、単発ミーティングの存在を知れば
「1回だけだから、行ってみて!」と言いやすかったと思うのです。

・・・

今回は、単発カウンセリングを辞めた理由、
そして、単発のミーティングを開始した理由を、
改めてお伝えしてみました。

心と向き合う方法も、
心と向き合うことが出来るタイミングも、
一人ひとり違います。

一人ひとり違うけれど、
1つだけ【確かなこと】があります。

少しでも早く開始したほうが、
より良い結果に、繋がります。

だからこそ、「いつか・・・」と先延ばしにすることなく、
「今」のチャンスを手に入れていきませんか?


そのチャンス、ここにあります!

迷い続けるお母様に、届きますように^^