【ご家族向け】「過食してもいいよ」と言ってはいけない。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

ご家族の接し方のお悩み、とてもとても多いのは・・・

《コレ、言ってもいいですか?》

です。

常に「言ってはダメな言葉は無い」とお伝えしています。

ですが、摂食障害の基本的な知識は、身に着けてほしいと思っています。


結論から言うと、
「過食していいよ」はNG言葉です。

これを3つに分けて解説していきます。

1.過食しても解決しない

過食して気分がすっきりするなら食べてもいい、という考えがありますが・・・

まず、過食して気分がすっきりすることありません。

もっと言えば、摂食障害の根本的な原因である心の問題は、何一つ解決しません。

過食とは、一時的な現実逃避です。

一時的な現実逃避を繰り返してると、過食にハマっていきます。
だから過食が、慢性化してしまうのです 。

2.心の病気が腑に落ちない場合は、行動から変えよう

摂食障害は、「心の病気」。

これが腑に落ちないという方は、多いと思います。

腑に落ちない場合どうするか?

まずは、無理やりでも、とりあえずは思い込んでみてください。

・食べることの病気ではないんだ
・ダイエットの病気ではないんだ
・痩せたい病ではないんだ

それを繰り返し繰り返し思い込んでみてください。

思いこませるために、自分で自分に言い聞かせる。
「ダイエットが原因なんじゃないの?」という気持ちが沸いたら、自分で言いかえる。

こんなふうに行動から変えてみてはいかがでしょうか?

3.アルコール依存などに置き換えて考える。

拒食症だったり、アルコール依存症だったりしたとき、同じように「いいよ」と言えるでしょうか?

「食べたくない」と訴えるガリガリに痩せた子がいた時、「食べなくてイイよ」と言えるでしょうか?

アルコールを飲み続けて体がボロボロになって時、「辛いんだったらアルコール飲んでいいよ」って言えるでしょうか?

きっと、言えないはずです。

過食症も同じ。

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摂食障害をシンプルに考えるコツも^^