摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
・摂食障害だけど、どこの病院に行ったらいいか分からない
・今のつらさを分かってくれる人がいない。
・体重測定ばかりで、通うことが嫌になってしまった・・etc.
という摂食障害の親子に向けて、役立つ情報をお届けします。
カウンセリングで治す、という選択肢
たぶん、身体の不調・・・という時、真っ先に行くのは病院ですよね。
もちろん、過去の私も同じく、です。
私の場合、
婦人科⇒心療内科⇒大学病院・・・その後、転々と。
複数のカウンセリングにも通いましたが、正直、上手くいかないことばかりでした。。
上手くいかないことばかりでしたが、当時の私が1番求めていたものも、やはりカウンセリングでした。
・じっくり話を聞いて欲しい
・働き方を一緒に考えてほしい
・心の何がどうなって、拒食・過食になったのか知りたい
・自分の性格との付き合い方
・食べ方の見直し・・・etc.
「摂食障害」という病気だったけれど、「私」という人間すべてが摂食障害ではなく、心が落ち着いている時も、友達とお出かけしている時もある中で、病院に行くといつもいつも「摂食障害の人」として見られてしまう。。。
でも、カウンセリングを探しても、摂食障害専門なんて見つからない。。。
そんなモンモンとした日々ばかりでした。
・・・
摂食障害専門カウンセラーとして7年目の今、私が思うことがあります。
それは、カウンセリングという選択肢が、もっと早く、もっと身近にあったら、摂食障害が早く回復する可能性が高いと思うのです。
カウンセリングは万能ではないけれど、病院に行く・行かないを決める前に、「経験者に話を聞く」ということがあってもいいのではないかと思うのです。
個人開業カウンセリングと保険適応の病院のちがい。
私の中で、例えていうなら、「私立中学と公立中学のちがい」に似ていると思っています。
中学は義務教育なので、だれでも公立中学には入学できます。
公立中学なら、
・試験なし
・費用も安い
・多くの人が行く
・どんな先生に当たるか分からない
・先生の転勤がある
といえます。
「みんなと一緒」の安心感があるかもしれません。
一方で私立中学なら、
・受験勉強のために、年単位の準備が必要
・どこの学校に行くか、下調べが必須
・入学試験があり、合否が出る
・校風がそれぞれ違う
・先生が長年異動がない場合が多い
・入学金・設備費・授業料など、お金がかかる
・退学もあり
*私も最近、公認心理師試験の勉強で初めて知ったことですが、公立中学を退学させる、ということはそもそも出来ないそうです(教育の機会を奪うため)。
これが、保険適応の病院と、個人開業のカウンセリングの違い、とほぼ同じだと思っています。
保険適応の病院の場合は、
・幅広い症状・病気に対応
・基準がない場合が多く、大抵は受付してもらえる
・診察・薬は、3割負担
・多くの人にとって、第一選択
・どんな先生に当たるか選べない・分からない場合が多い(特に大学病院の場合)
と言えます。
一方、個人開業のカウンセリングは、
*当オフィスの方針についてのみ、記載しています。
・(クライアント様側が)ネット検索など情報収集が必要
・摂食障害専門
・カウンセリング基準がある
・カウンセリング料金がかかる
・ゴールが明確(当オフィスの場合のみ)
・オフィスのルールがある
と言えます。
挙げればキリがないと思いますが、公立中学・私立中学のちがいに、とても似ていると感じています。
私立に行くことが、当然だと思っている方にとっては、そこに魅力を感じ、価値をおいているからこそ、授業料などが問題にならないのではないでしょうか?
【1番安い治り方】摂食障害から卒業できること
公立中学・私立中学のちがいについて、お伝えしてきました。
きっと、お気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
公立中学に行っても、楽しく過ごせて、成績も伸びていく子がいる。
私立中学に行っても、期待通りの学校生活にならず、友達とも上手くいかず、勉強に手もつかず、結局やめてしまう子もいる。
はい。
その通りです。
つまり、
どちらに行ってもイイ。
どちらに行くのも自由。
結局、摂食障害においては、治ればいいのです!!!
治るなら、どんな方法だってアリなのです!
でも、「治る」ことを目指す前に、「何がどうなることが《治った》と言える状態」なのか、知っていますか?
摂食障害の頃の私は、《治った》といえる状態が、とても漠然としていて、誰もおしえてくれなくて、とても途方にくれていました。
だからこそ、摂食障害専門カウンセリングでは、卒業をハッキリ定義しています。
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