摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
摂食障害の7年間、いろんな病院で、いろんな医師にかかってきました。
転院回数、10回。
多くの病院は、長い待ち時間と、薬の処方だけの診察。
これで、心の治療って言えるのかなぁ・・・?といつも疑問でした。
そんな中でも、「これはムリ!」と思った病院がありました。それが1分診察のクリニックでした。
摂食障害:1分診察の現実
当時、実家住まいだったので、そのクリニックまで、電車を乗り継いで時間をかけて通っていました。
予約制なのに、長い待ち時間でグッタリ…。
ようやく名前が呼ばれたと、診察室のドアを開けると・・・
すぐに主治医がこう言いました。
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中村さん、こんにちは~。
調子どうですか?
じゃあ、お薬出しておきますね。
お大事に。
——————
終了。
診察室に入ったばかりの私は、まだ自分のカバンすら置いていない状態でした。
ほぼ毎回、主治医は上記の同じ言葉だけを言って、診察は終了していました。
上記は「会話」ではありません。
一切のやり取りはありません。
主治医が一方的に、読み上げるように、上記の言葉を言って終わるのでした。
1分以下だったと思います。
そんな「1分診察」のために、往復3時間かけて通う気にはならず、結局、続きませんでした。
「1分で、何が分かるんだろう?」
「1分で、心が変わることなんてない」
もっと、じっくり話せる場がほしい。
もっと、しっかり考えてほしい。
「1分診察」で満たされなかった私は、「このままでは治らない」と痛感しました。
摂食障害:診察でうまく話せない方へ
摂食障害は心の病気です。
心の病気だからこそ、じっくり話すことが大事です。
「1分」でも、「5分」でも、分からないことがあります。
「時間がない!」と思えば、言い出せないこともあります。
けれど、ちょっとリラックスしたタイミングなら、本音が言えることもあります。
当オフィスのカウンセリングは、1回50分です。
1分診察の50倍。
じっくりお話ししたい方にこそ、ご利用いただきたいと思っています。
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