
*東京カウンセリングの帰りの新幹線にて。
摂食障害専門カウンセラーの中村綾子(公認心理師)です。
「白米が食べられない」——この悩みは、摂食障害を抱えるご本人だけでなく、毎日食事を用意するお母様にとっても、深刻な悩みのひとつではないでしょうか。
せっかく作ったご飯を残される。
白米を出すたびにお嬢様が怖がる。
どう声をかければいいか分からない。
そんな毎日に、疲れ果てていませんか?
かつて摂食障害だった私自身も、長年、白米が「最大の敵」でした。だからこそ、ご本人の気持ちも、そしてそれを見守るご家族のつらさも、よく分かります。
メルマガ読者さまからのご質問
「先生がお米が食べられるようになっていった頃は、気持ちから食べられるようになったのか、それとも悩んでも決まり事のように食べられたのでしょうか。自分自身、待っていても食べられないのかも。と思いました。」
これは、ご本人からのご質問です。
でも、この問いはお母様にとっても、とても大切な問いだと思っています。
なぜなら——「待てばいつか食べられるようになる」という前提で見守り続けることが、必ずしも正解ではないからです。
「待つ」だけでは、取り戻せないものがある
待ち続けることで、10代・20代という大切な時間が静かに過ぎていく。
待ち続けることで、体が限界を迎えて強制入院になることもある。
お母様が「見守るだけ」でいる間にも、お嬢様の時間は確実に流れています。
だからこそ、ご家族が正しい知識を持って、一緒に回復に向かう姿勢が大切なのです。
「何もしてあげられない」と感じているお母様こそ、学ぶことが、最大のサポートになります。
私が白米と向き合えた理由
私はある時期、過食で一度に3,000kcal食べることがある一方、普段のご飯は100gしか食べていませんでした。
炭水化物を極端に制限していた頃の日常は、こんな状態でした。
– 空腹でいつもイライラしている
– 低血糖で明け方に震えで目が覚める
– クラッカーをいつも持ち歩いている
– 甘いものをダラダラと食べ続けてしまう
この「終わりのないちょこちょこ食べ」が、何より嫌だった。だから、怖くてたまらなかったけれど、少しずつご飯を増やしていく決断をしました。
「増やしたら太り続けるんじゃないか」——不安でいっぱいでした。
でも実際は違いました。
お米を食べるようになってから、むしろダラダラとした過食が落ち着いていったのです。
これは、正しい食べ方を知ることで、初めて気づけたことでした。
「パンかライスか」——それが”ふつう”の食事
ファミリーレストランでセットを頼めば、「パンかライスか」と聞かれます。
それだけです。特別な計算も、葛藤も、本来は必要ない。
それが「ふつうの食事」というものです。
お嬢様にその「ふつう」を取り戻してほしいと願うお母様へ——まず、お母様自身が「ふつうの食事とは何か」を正しく理解することが、回復への大きな一歩になります。
知識を持ったお母様の言葉は、お嬢様への関わり方をがらりと変えます。
焦りや感情的な言葉ではなく、落ち着いた正しい声かけができるようになります。それだけで、家庭の空気は変わります。
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摂食障害の回復は、ご本人だけでは難しい病気です。
しかし、お母様が変わることで、お嬢様が変わります。
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