
メロンパンは、取りつかれたように食べていたものの1つ。
拒食症だったお嬢様が、ある日突然、過食に転じてしまった……。
しかも、目の色を変えて菓子パンばかりを大量に食べている。
「どうして急に甘い物ばかり食べるの?」
「過食になるのは、これまでの栄養が足りないから?」
そんな戸惑いや不安を抱えていませんか?
摂食障害専門カウンセラーの中村綾子です。
国家資格・公認心理師を持つ専門カウンセラーとして、これまで多くの摂食障害に悩むご家族の相談を承ってきました。
私は摂食障害を克服した今でも甘いものが大好きですが、回復した後は「甘い物ばかりをダラダラと食べ続ける」ということは1度もありません。
では、なぜ拒食から過食になったお嬢様は、急に菓子パンばかりを詰め込んでしまうのでしょうか。
まずは私自身のリアルな経験談をお話しします。
止めたいのに止められない、ある日突然始まった過食
私自身、ぜったいに過食なんてしたくないと思っていました。
大学病院の主治医からも「あなたは過食にならないタイプ」と言われていたのです。
しかし、ある日突然、その時はやってきました。
目の色を変えて、菓子パン、シュークリーム、アイスクリームを次々と口に詰め込んでいました。
恐ろしくなって、頭では「止めたい」と思っているのに、どうしても手が止まらないのです。
けれど、大学病院の主治医に聞いても、家族に泣きついても、返ってくるのは「これまで栄養が足りなかったからだよ」という言葉だけでした。

でも……本当に菓子パンが足りなかったの?
私の身体は、本当に菓子パンを欲していたの?
菓子パンを食べ続ければ、いつか満たされて過食は勝手に止まるの?
当時、その疑問に明確に答えてくれる人は、誰もいませんでした。
「ただ見守るだけ」では過食は止まりません
お嬢様が同じような状態になっていませんか?
過食は確かに、エネルギー不足(栄養不足)から起こる場合もあります。
しかし、「菓子パンが足りない」ということは絶対にありません。
菓子パンをただ食べさせ続けていれば治るというものでもありませんし、過食は「いつか勝手に止まるもの」でもないのです。
不足している栄養があるなら、何が足りないのかをハッキリさせて適切に補う必要があります。
しかし、それ以上に大切なのは、摂食障害は「心の病気」であるということです。
心の不安が置き去りのまま、ただ「どんどん食べる」ことを見守っているだけでは、摂食障害の回復には向かいません。
多くのご家族、特にお母様は、お嬢様の過食が始まると「今まで食べられなかった反動だから…」と過食することに寛大になりすぎてしまったり、「回復期だから見守るしかない」と放置しまったりしがちです。
ですが、お菓子や菓子パン、ジャンクフードを食べ続けて、肥満体型に近づくお嬢様を目の前にして、お母様の不安も膨らむ一方ですよね。
お嬢様が過食から抜け出すためには、お母様が「正しい知識」を持ち、「ただしい接し方」に変えていくことが不可欠なのです。
拒食から過食へ移行した今、ご家族ができること
突然始まった過食への戸惑いや、お嬢様にどう接したらいいか分からないと悩むお母様に向けて、具体的なサポート方法と回復へのステップをまとめた動画教材をご用意しました。
それが、【動画】『拒食症から過食〜家族ができるサポートと回復ステップ〜』です。
この動画では、全6章にわたって以下の内容を詳しく解説しています。
* 拒食から過食へ移行する、本人の心理的な違い
* 真夜中や早朝に過食が始まってしまう理由
* お母様が無意識にしてしまいがちな「悪化を招く関わり」
* 回復を後押しする「適切な声かけ」…etc.
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