摂食障害になるまでの辛かったこと、伝えましたか?

2020/05/28修正

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害歴◯年

こうした言い方は、よくありますが・・・
実際には、摂食障害の診断前からいろんなことが積み重なっているんですよね。

今回いただきましたご質問をご紹介します。

*ブログ回答は、私の個人的な経験とカウンセリング方針に基づいています。
*全ての方に当てはまるとは限りませんので、予めご了承ください。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

回復途中ですが、ひどい時よりも落ち着いてきました。
そこで私がどうしてこと病気になったのか私なりに考えてみました。

小さなことが積み重なって、それに押しつぶされてしまったんだと思います。
この事を母や家族に伝えるべきでしょうか?

綾子さんは家族にこの病気になるまでのつらかったことなどを
話されましたか?話したことで、何か回復に繋がることがありましたか?

ご質問をありがとうございます。

私は、かなり伝えてきました。

まだまだ全然回復していない頃から、
考え過ぎるほど、自分の心について考え続けていました。

なんで、摂食障害になったんだろう?
なんで、食べることが怖いんだろう?

ちゃんと聴いてくれない
だれも分かってくれない

さびしい、さびしい
だれもいない
だれも共感してくれない

なんでだろう?
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こんなことをグルグル考え続けていました。

ふと蘇る、3才の頃のあの場面
ふと思い出す、小学4年生の自分

あの高校に受かったいたら違ったかも
留学しなければよかった

いろんな記憶
たくさんの後悔

考えれば考えるほど辛くなったこともありました。
思い出すほど、怒りが込み上げてきたこともありました。

強い感情が沸くほど、伝えたい気持ちが強くなりました。

伝えたことで、摂食障害の回復に直接つながったのかどうかは、
正直わかりません。

けれど、伝えたからこそ、
分かったことも

伝えたからこそ、
モヤモヤが晴れたこともたくさんありました。

今回も以下の3つから考えていきます。

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1.振り返る勇気・伝える勇気

2.ただ聴いて欲しい

3.「そんな昔のこと!」と言われたら

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1.振り返る勇気・伝える勇気

振り返ることは、とても勇気がいったことと思います。

伝えようとする時、
ドキドキしたり
迷ったり
不安になったり

それでも、伝えたい「何か」があるんですよね。

私は、その想いこそ、大切にして欲しいと思っています。

「伝えたい」のだから、伝えてみてほしいのです
「伝えたい」のだから、その気持ちに正直になってみて欲しいのです。

話すことは、放つこと。

あなたが抱え続けてきた想い
あなたが1人で悩んできた時間
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これらを、ずーーっと閉じ込めていくのは、
とてもしんどいことです。

あなたが、「言ってはいけない」と思い込んできたことも
あなたが、「こんなふうに考える自分がいけないんだ」と責めてきたことも

周りには、分からないことだったのです。

だから、何年経っていても、何十年経っていても
ちゃんと伝えていくことに意味があるのではないでしょうか?

伝えること
話すこと

これらを通して、「放って」いきませんか?

2.ただ聴いて欲しい

伝えるとき
きちんと伝えなきゃ!と
気負いがあったり

伝えられるかどうか
不安でたまらなかったり

イロイロあると思います。

そんな中、1番大切にして欲しいことがあります。

前置きです。

「ただ聴いて欲しい」と、まずは伝えて欲しいのです。

あなたが今求めていることは、
「ただ聴いて欲しい」では無いでしょうか?

ただ、あの時の気持ちを聴いて欲しい
ただ、あの時の様子を知って欲しい

今から、あの時に戻れなくても
今から、やり直すことは出来なくても

そんなことは、分かっているから、
ただ聴いて欲しい

「聴いて欲しい」とハッキリと伝えない限り、
きっと家族は、いろんな意見を言ってくることと思います。

あなたにとっては、
言い訳に聞こえたり
無責任な言葉に思えたり・・・

だから、何も言わないで、
何か言うなら、全部聞いた後で言ってほしい。

そうハッキリと伝えてから、切り出してほしいのです。

3.「そんな昔のこと!」と言われたら

せっかく話したのに
せっかく時間作ってもらったのに

「そんな昔のこと言って!」
「今さら、何よ!?」
「いつだって、わがままなんだから」

こんな言葉が飛んでくることがあるかもしれません。

それでも、いいのです。
それでも、あなたは正しいことをしているのです。

ご家族にとっては、「終わったこと」であっても、
あなたの中では、終わっていかなった事。

ご家族の中では、「ずーっと昔の記憶」であっても、
あなたは、昨日のことのように覚えている事。

1番大切なのは、あなたにとっての真実です。

あなたが、
嫌だった
辛かった
苦しかった

そう感じていて
そのままの記憶が残っている限り

そうした感情は、あなたにとっての真実なのです。

家族から否定されても
家族から「そんな些細なことで!」と怒られても

あなたは、あなただけは、あなたの味方でいてください。
家族の反応がイマイチなら、まずはコレを見つけていきましょう