名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
今も、かなりの頻度で、母と「摂食障害のころ」の話をしています。
いつもいつも、「動じないよね(笑)」「何にも言わなかったよね」で終わります(笑)。
確かに当時の私には、不満がいっぱいでした。
けれど、そうした関わりこそ、「自分で、どうにかしなきゃっ!」という気持ちが沸く方法なのかもしれません。
カウンセリングにお越しになるお母様方は、ほとんどがとっても熱心です。
でも、その熱心さのために、色々な不安が倍増してしまうこともあるようです。
摂食障害の本から、離れましょう。
ネット情報に、振り回されるのを卒業しましょう。
あらゆる人の体験談を聞きつづけることを、終わりにしましょう。
「〇〇さんが治った方法」は、あなたのおうちで役立つとは限りません。
これまで、外側に向いていたエネルギーを、内側に向けるタイミングに来ているのです。
お母様自身の心は、どんな表情をしていますか?
なんで、今の言葉を言ってしまったのですか?
言わなかったら、どんな気持ちになりますか?
言わなければ・・・と思うのは、どうしてですか?
もし違う言葉に、言い換えるとしたら、どんな言葉を使いますか?
お母様自身の心の動きと、1つ1つ向き合っていくことが、実は娘さんの心に寄り添うことなんです。
そして、摂食障害を理解するために、本当に必要なことは、たった3つなんです。
————————————————-
1.摂食障害は食の問題ではなく、心の問題。
2.お母様が1人で抱え込むリスク
3.摂食障害はすぐには治らない病気。
——————————————–
1.摂食障害は食の問題ではなく、心の問題
毎日のように、「食べる・食べない」で喧嘩していませんか?
そして、「太ったぁ~」と泣く娘さんに対して、曖昧な返事をしていませんか?
そうした目先の問題だけに振り回されていると、どうしても「心」が置いてきぼりになってしまいます。
また、お母様と娘さん、それぞれの価値観を無理やり統一させることも出来ないんですよね。
だからこそ、大切なんです。
じっくり「心」と向き合い続けることが。
摂食障害は、心の問題。
そして、〇〇の問題とお気づきでしょうか?