【拒食症のサイン】診断前に経験した不調とは?

拒食症の知識があっても、「まさか自分が…」と思っていたのです。。。

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

拒食症チェックリスト、ご好評いただきありがとうございます!

「拒食症かも!?」という不安を抱えているご家族のお役に立てれば嬉しいです。

さて、私自身が拒食症で入院した話や過食になった話は、よくブログで書いていますが…

同じように「拒食症かも!?」と思ったタイミングについては、あまり公表していなかったようです。

そこで、今回は拒食症と診断されるまでの様子や体調不良を時系列でお届けします。

ご自身(もしくはお嬢様)の様子と照らし合わせながら、読み進めてみてください。

カナダ留学から帰国:なぜか、食べられない。

8月に日本に帰国して、約1ケ月後の大学院入試のためのバタバタ忙しい日々を過ごしていました。

名古屋の暑さがツライと感じるヒマもなく、とにかく日本語で書く練習を重ねていました。

9月~10月の大学院の入試を経て、結果は第2希望でしたが合格して、半年後の入学まで自由を満喫…というはずが、その頃から少しずつ「なぜか、食べられない」状態に陥っていきました。

体調不調。。。

なぜか食べられない
フラフラ
野菜ばかり食べてしまう

食べようと席に着くと、顔が真っ赤になったり。
お腹が空いているのに、鍋物だと野菜ばかり選んでしまったり。

大好きなスコーンも食べられない!?

元々パン好きなので、カナダから帰国したからには地元の馴染みの大好きなパン屋さんに通い放題食べ放題!という気分でした。

しかし、実際は…

パン屋さんに行く
選ぶのにすごく時間がかかる
翌朝食べよう、と置いておく

そして…

選んで買ってきたスコーンを手に取ると…

怖い。

(バターも砂糖もたっぷり入っているんだ…)

と、急にぞっとして怖くなって食べられませんでした。
自分で買ってきたにも関わらず。

なぜか、食べられない。そんな状態が続きました。

拒食症の診断前:体調不良で内科、消化器科、検査、CT…

なぜ食べられないのか分からず…まずは近所の内科クリニックへ。

血液検査をしようとしても、血が出てこない…

針を刺しても、血が一滴一滴、ゆっくりポタリ…と垂れる程度で…

看護師さんからは「ふつうは、シャーっと勢いよく血が飛び出すんだよ」と言われてしまいました。

24時間の心電図をつける検査もして、徐脈が分かったり。
「元気になる薬」と言われて、ブドウ糖の点滴をしたり。
バリウム検査したり…etc.

さらに、近所の内科クリニックからいろんな病院を紹介されて行きました。

地下鉄を乗り継いで通った総合病院は、

内科
消化器科

さらに胃カメラなどの、検査続きでした。

この時期、少しずつ体重が減っていき、帰国してから2~3㎏減少していました。

いろんな病院に行っても何も変わらないし、分からないので、だんだんイヤになっていきました。

年明けに、カナダ留学中(一時帰国時)に無月経でお世話になった婦人科に行ってみることにしたのです。

その続きがYouTubeで配信している摂食障害克服ストーリー全10話の1回目です。

YouTubeでは、摂食障害の克服ストーリーを順にお届けしています。じっくり視聴してみてくくださいね^^

拒食症かも!?と思った時に、ご家族が知っておきたいこと

拒食症は、実際の発症から本格的な治療を開始するまでの時間が、長ければ長いほど回復が難しくなります。

だからこそ、拒食症かも!?と思った時に、

・拒食症の可能性がどれくらいあるか否か
・今すぐ病院に行ったほうがいいのか
・まだ、様子を見ていても大丈夫なのか

といったことを、まずは確認することをお薦めします。

当オフィスでは、摂食障害専門カウンセリング歴10年の経験を基に、拒食症チェックリストをご提供しています。

無料ですので、ぜひご活用ください。
*チェックした結果を基に、簡単なオンライン相談をお申込みいただくことも可能です。

⇒拒食症チェックリストの詳細ページはこちら