白米がコワイ、お米を避ける…というお悩みは、とても多いです。
こんにちは。
摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
拒食症時代、お米をすごーく制限していました。
全く食べない時はなかったのですが、超厳密に計量して、ごく少量のご飯を一応食べている…という状態が結構長く続きました。
しかし…
摂食障害の回復途中から、「お米」についての向き合い方を変えました。
終盤~摂食障害の卒業~治った後は、外食でもご飯(白米)を完食です。
拒食症:お米は太る、という思い込み
上記の通り、お米を凄く制限していた拒食症時代でした。
しかし、拒食症時代に入院するとやっぱり食べることを強制されて、病院食なので全然おいしくないし、白米がどーんと目の前に出される…というのがとても苦痛でした。
入院中は「食べないと退院できない」という条件のもと、イヤイヤ食べていました。やっぱり退院すれば、すぐに元通りの「超・少量のお米」に戻ってしまうのでした。
お米は太る
お米を食べてはいけない
いつ頃からか抱いてきた価値観が、ずーっと私の心も身体もしばっていました。
体重が増えたから、お米を食べる・増やすきっかけに!?
私の克服経験談でもお伝えしていますが…
私は拒食症⇒過食・過食嘔吐になって、実際は過食・過食嘔吐の時期のほうが長かったです。
拒食症の入院・退院した直後、過食が始まったのは経験談の通りです。
過食がはじまれば、当然体重がどんどん増えて恐ろしくなっていく日々でしたし、自分の食欲というものが膨大に思えて、それも怖かったです。
過食をどうにかして辞める方法を探していた時、従来の病院通いだけでは不十分だと思いました。
そこで、自分で食事アドバイスをしてくださる方を探し出し、専門家に相談しました。
食事アドバイスでいただいた中で、1番大きなことが「お米を増やす」でした。
・いつもイライラしている
・極端に体力がない
・甘いものへの欲求が止まらない
これらを解消するには、お米だと。
ものすごく怖かったです。
「お米=太る」という価値観にしばられていたので。
でも、過食をする自分もイヤでしたし、過食でどんどん体重が増えていくのもイヤでした。
体重が増えてしまったからこそ、思い切ってお米の量を増やし、最初は恐る恐る・イヤイヤ食べていました。
その後、摂食障害の原因が解決して、働き方がおちついて、「痩せていなければいけない」という考え方が変わっていく中で、「お米をふつうに完食すrことがふつう」に戻っていきました。