摂食障害カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害の発症は、
思春期が多いですが、、、
思春期といえば、
進学の悩みと
将来の選択を考える時ですよね。
今回のご質問を、ご紹介します。
・ブログ回答は、私の個人的な考えに基づいています。
・全ての方に当てはまるとは限らないので、予めご了承ください。
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▪️メルマガ読者さまからのご質問▪️
食に関する職業に興味を持ってしまうのは、病気と関係があるのでしょうか?
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ご質問をありがとうございます。
私は、関係ありと思っています。
理由と対策をお届けします。
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1.24時間、食問題!?
2.対策1:これまでの夢を思い出そう
3.対策2:自分だけで出来る仕事を考えてみよう
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1.24時間、食問題!?
食べものを前にすると、
いつのまにかカロリー計算していたり
レシピを食い入るように見つめたり
しきりにネット検索したり
人が何を食べてるか
気になって仕方がなかったり、、、
摂食障害に悩む人は、
24時間、食のことばかり考えてしまう傾向があります。
それはそれで苦しいことだけれど、
「得意」になってしまうんです。
得意だとかんじるから、
食に関する職業に興味を持ったり
自分の摂食障害と向き合うことよりも
他人の食を変えることに熱中していまう傾向があるようです。
本当は、【すり替え】でしかないのではないでしょうか?
心の問題が食の問題にすり替わっているのは、
摂食障害そのものですが、、、
人の食とエネルギーを費やしてしまうことは、
1番大切な「自分」を置き去りにしてしまっていることなのです。
今、どれだけ治っていますか?
今、どれだで自の心と向き合っていますか?
今、どれだけ自分の食生活を改善してきましたか?
まずは、あなた自身が治ることに自分のエネルギーを
費やしていきませんか?
2.対策1:これまでの夢を思い出そう
摂食障害になる前に抱いていた夢が、
本当の「やりたいこと」の場合が多いようです。
摂食障害になるよりも、ずっと前から
好きだったことは何ですか?
誰からも強制されていないのに
誰も大して褒めてくれないのに
ずっとやり続けたこと
なぜか「将来の夢」と答えてきたことがきっとあるはずです。
私の場合は、
幼いころからずっと好きなのはお菓子作り。
小学生の頃から、「児童臨床心理士」が将来の夢でした。
中学生くらいになると、
テストが終わると
一気にお菓子を3種類くらい作って
親に邪魔にされたり笑
小学校の卒業文集に作文には、
「児童臨床心理士を目指して」が題名でした。
今に私は、
こうした本来好きだったことや
ずっと叶えたくて仕方がなかった夢に
戻ってきた感じです。
3.対策2:自分だけで出来る仕事を考えてみよう
以前にも書きましたが、
摂食障害の仕事えらびのコツは、
「やりたい」と「やれる」の両方が叶うことです。
特に最初は、
仕事開始のタイミングを慎重に見極めることや
どんな仕事内容が適しているか、
自分では分からず、知らず知らずのうちにムリをしてしまいがちです。
だからこそ、
仕事については、あなたの治療者とじっくり話し合いながら
試行錯誤をしていってほしいと思います。
中でも、私がオススメしたいのは、
自分一人で出来る仕事を目指すことです。
人と比べられることも
人とくらべてビクビクすることも無い。
付き合いの宴会も無ければ
同期とのランチに行くこともない。
だから、「自分一人で出来る仕事」を見つけていって欲しいなと思います。
もちろん、
見つからない時期や
準備期間には、
簡単なアルバイトをしながら
対人関係スキルを学んだり
「働くこと」に慣れることも大事です。