【摂食障害Q&A】栄養バランスへのこだわり、直したほうがいい?

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

メルマガ読者さまからいただきましたご質問に回答します。

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◆ご質問

過食嘔吐、今は無症状。BMI値17〜18。週4〜5、短時間で就業。

体重へのこだわりがPFCバランスと栄養成分の1日の摂取基準値へ分散。自分の作った物と栄養表示のある物しか食べたくなくて、他人の手料理に手を付けづらいです。

直した方が良いですか?

——

今回のご質問者さまのように、

・自分の作ったものや栄養表示のある食品しか食べられない
・短時間しか仕事できない

といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

このような状況に対応するためのポイントを整理しました。

1. 摂食障害が「治る」とは?

卒業の基準:

摂食障害の症状がゼロになり、学校や仕事を無理なく安定して続けられることがゴールです。

卒業を目指すか、目指さないかは、各自の考え方によりますが…
私は、「きちんと治ること」が必要だと考えています。

上記の卒業基準は、当オフィス独自のものです。
卒業をめざす方はこちらでサポートしています。

卒業をめざす継続コース

摂食障害の「症状」とは…「過食嘔吐、今は無症状」と記載いただきましたが、ちょっと気になるところでした。

摂食障害の症状とは、

・低体重
・過食
・過食嘔吐
・イライラ
・体力の低下
・無月経

といった多様な症状に目を向けることが重要です。

2. 「直した方がいい?」に込められた気持ち

直したほうがいいかを問うこと自体、心のどこかで「このままではいけない」と感じていることではないでしょうか。

治療への不安や、「治ること」「治らないこと」そのものへの恐怖も隠れている場合があります。

摂食障害の方は、「治るのも、治らないのもコワイ」という矛盾した感情で、イヤになってしまう方も少なくありません。

きちんと向き合ってくれる治療者や正しい知識を得ることが第一歩です。

(3). 「週4~5日の短時間就労」は満足できる?

週●時間働かなければならないというルールは不要ですが、今の働き方に満足しているでしょうか?

心の充実感
やりがい
収入面…

自分にとっての満足感を総合的に考えることが大切です。

また、現在のご自身の年齢とご両親の年齢をふまえた上で、将来の「働き方」のスケジュールをつくってみましょう。

まとめ

摂食障害の克服には、正しい知識と《現実的な視点》が必要です。

摂食障害の「卒業」とは、単なる拒食・過食がないだけではなく、安定した【社会生活】を取り戻すことです。

まずは動画教材を活用し、自分のペースで学び始めてみましょう。
焦らず、小さな一歩を踏み出してみませんか?

オススメ動画はこちらです
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【動画】摂食障害の回復と進学・就職~両立する方法と成功事例~

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