【拒食症・過食症】病院に行くタイミング


摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

私自身が拒食症の通院をはじめたのが冬だったので、この時期は結構思い出しますね…

このブログを読んでいる方やご家族にも

「もしかして、自分は摂食障害かもしれない…」

そう感じつつも、病院に行くことを迷っている方も多いかもしれません。

摂食障害は、放置すればするほど心身に深刻な影響を及ぼす可能性のある病気です。

「まだ大丈夫」と先延ばしにせず、「おかしいな」と感じたら、すぐに専門機関を受診することが大切です。

摂食障害は、なぜ、すぐに受診すべきなのか?

1. 早期発見・早期治療がすごく大事!

摂食障害は、拒食症の場合でも、過食症の場合でも、きちんと卒業まで回復するには長く時間がかかる病気です。

すこしでも早く治療を開始することが、すこしでも治療期間を短くすることに役立ちます。

ぜひ、迷っているよりもスグに受診しましょう。

⇒【ブログ】図解:摂食障害の回復 3つの役割分担で着実な回復をめざそう

2. 受診の遅れは悪化のリスク

「まだ大丈夫」と受診を先延ばしにすると、症状が悪化するリスクが高まります。

・体重の急激な減少
・無月経の長期化
・偏った食生活が習慣になってしまう
・強迫運動をやめられない…

摂食障害は心の病気です。

心の習慣も凝り固まってしまうリスクがありますし、拒食症・過食症からの身体へのダメージも心配です。

「まだ大丈夫」と思っているよりも、スグ受診しましょう。

⇒【動画】摂食障害と入院:繰り返さないためにご家族ができること

3. 初診まで3ケ月待ちの場合も

摂食障害を診てもらえる病院はかなり限定的と言えます。

そのため、予約したいと思って問い合わせても、予約が取りにくい場合があります。
初診までに3ヶ月以上待つことも珍しくありません。

そのため、「摂食障害かも…」と感じたら、すぐに予約をすることが重要です。

【重要】摂食障害:病院でしかできないこと

摂食障害の治療には、身体的な検査が不可欠です。

摂食障害は心の病気ですが、食生活が極端な状態になったり、低体重であれば、身体も少なからずダメージを受けています。

たしかに、食べていないわりに検査結果に異常がでない…という場合もありますが、まずは検査をうけてみることを強くオススメします。

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