摂食障害になったことは、悪いことじゃない

▼最新作!拒食症の退院シリーズ▼

摂食障害に苦しんでいるのあなたは、摂食障害になったことを恨んでいるかもしれない。

摂食障害になった自分を責め続けているのかもしれない。

けれど、今、摂食障害になったのは、悪いことじゃないよ。

きっと、あなたはすごく繊細で、すごく優しい人。

色々なことを感じて、
自分より周りの人に思いやりをもって。

あなたの優しさに救われてきた人も沢山いるんです。

けれど、周りの人たちは、
あなたほどの繊細さを持ち合わせていなかったのかもしれません。

あなたの辛さ、苦しさ、しんどさに、
長年、気づくことが出来なかったのかもしれません。

あなたは、ずっと1人で苦しんできたんですよね。
あなたは、これまでと同じように生きられない自分を人一倍責めてきたんですよね。

けれど、これからは、頑張ることも、苦しむことも、手放していいんです。

摂食障害という病気が、あなたとあなたの大切な人に贈るギフト。
摂食障害が治る過程の中で、それらを1つ1つ大切に受け取っていきましょう。

・あなたが傷ついていた事実に、周りの人たちも気づいていくこと。

・努力だけでは、上手くいかない事を知っていくこと。

・1人だけでは、頑張れないことに気づいていくこと。

・もっと甘えて、泣きついても、生きていけることを体験していくこと。

回復に向かうと、あなたの中で、「摂食障害になった意味」が少しずつ形になっていきます。
私の場合、摂食障害は、「生き方への問い直し」でした。

・ひたすら努力だけで生きてきたことに、心身が悲鳴をあげていることを知りました。

・「必死」よりも、「楽しむ」ことが好きになりました。

・妥協することで、心がラクになることを知りました。

それらは、体重や食の問題を超えて、
私自身への「生き方への問い直し」でした。

あなたにも、きっと摂食障害になった意味が見つかるから。

治ることを、恐れず、治ることから逃げないで。
今出来ることから、1つ1つ取り組んでいきましょう。

私は、あなたの「治りたい」を、本気で応援しています。

【悩めるお母様へ】

摂食障害に苦しんでいる娘さんを見るのは、
とても辛いことだと思います。

けれど、摂食障害という病気が、
『大切な何か』を伝えようとしているのかもしれません。

だからこそ、目に見る症状だけにとらわれるのを、辞めてみましょう。

食べる・食べない。
吐く・吐かない。

それらは、娘さんがやりたくてやっていることではありません。

ココロが回復していく過程の中で、
必ず症状は治まっていきます。

必要なタイミングで、必要な助けを求めていけば、
必ず状況は好転していきます。

だいじょうぶ。

苦しむだけの日々を、今日で終わりにしてみませんか?
コレが終わりにするきっかけになるかもしれません。