【お母様向け】「楽しい生き方」は遊びに行くことではありません!

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

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非常によくいただく声で、
我が家とはかなり異なる声で、
私としても、どうしてそういう考え方が沸くお母様が多いのか、ちょっと疑問に思っていることがあります。

お母様が楽しい生き方のお手本を!

私の表現が良くないのかもしれませんが。。。。
とても気になることが多々あります。

・楽しく過ごすことが大事なんだから、お友達とランチに行こう!
・家にいるとウツウツするから、旅行にいきましょう。
・摂食障害のことばかり考えていても仕方がないから、習い事でもはじめましょう!

そんな勘違いをしていませんか?

摂食障害を理解する上で、忘れないでほしいことがあります。

摂食障害とは【命がけの訴え】です。
さらに、摂食障害とは【生きるか死ぬかの病】です。

上記のようなランチ・旅行・習い事は、お嬢様がガンなど深刻な身体の病気でも、同じように行動するでしょうか?


治る可能性がある病気です。
治る可能性がある病気ですが、何十年と摂食障害で居続ける人もいるのが事実です。

では、我が家の場合はどうだったか・・

母は特に外出はしていません。
元々、社交的ではありませんが、私の状態が少しの外出も許さなかった時期があります。

同時に、同居していた親戚の世話だったり
急遽入院した際には、呼び出されたり、
施設に入る時には、その手続きだったり、
入所後でも、何かと電話が入ったり・・・etc.

当時、私の摂食障害と親戚の病気。
その両方が同時にあって、母一人で大変な状況でした。

もちろん、当時の私はその大変さを全く分かっていませんでした。
分かっていないだけではなく、「もっと構って!」という訴えをしていたように思います。

・・・

「楽しい生き方」とは、旅行に行くことでも、ランチを楽しむことでもありません。

「楽しい生き方」とは、何も特別なことがない日常の中に、楽しさを見つけ出すことです。

・今日は、お天気が良くて気持ちがいい
・各地で豪雨の被害が出ているけれど、うちは安全で良かった
・道端に咲いてる小さなタンポポを見つけて、かわいいなぁと思った
・今日も「お帰り」と出迎えて、ちゃんと帰ってきてくれることが嬉しい
・掃除をしたら、気分よく過ごせて嬉しい・・・etc.

日常の中の当たり前のこと。
気づいても気づかなくても生きてはいけれるけれど、
気づいていく中で喜びを見出したり
感謝できることが1つずつ増えてり・・・etc,

日常生活の「楽しい」が見つかっていくことが、
楽しい生き方なのです。

ホントに回復を目指す場合、摂食障害と向き合うことに没頭する時間は必要だと思っています。

私が、今も思い出す大好きな言葉をご紹介致します。

勉強も外出も娯楽も何も無い時間の中で、考える時間だけがたっぷりとあり、何に悩み、困っているのか・・・

普通に生活できることが、どんなに素晴らしいことか、学びました。

これは、以前いただきましたメールから抜粋致しました。

お母様の立場で、お嬢様の回復を模索されていた日々。
その向き合ってこられた日々がとても伝わってくるようです。

このメールでのご報告をいただいてから4ヶ月以上が経ちます。
ですが、私の中で繰り返し思い出され、今も大好きな言葉です。

「勉強も外出も娯楽も何も無い時間」

こうした時間こそ、「自分が楽しまなくちゃ!」と遊びにいくことに注力してしまっているお母様に見直してほしい時間です。

今、何が大事ですか?
今、摂食障害が治ることを最優先にしていますか?

回復に向かっていかないことを誰かのせいにするのではなく、
回復に時間がかかることを、諦めるのではなく、
今、お母様が見直すことが必ずあるのです。

上記のお母様の声の続きは、こちらのブログ記事に記載しています。
じっくりとお読みください。