「沢山たべても不安にならないんですか?」:私が太る心配をしない理由


摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

たくさん食べても、「太ったらどうしよう!」と不安にならないんですか?

こうしたご質問、クライアント様からとてもよく頂きます。

もちろん、カウンセリング時には、詳細にお話しています。
同じような悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思いますので、今回のメルマガでも取り上げます。

「たくさん食べる」について

まず、この場合の「たくさん食べる」を定義します。

【過食ではなく、お腹いっぱいになってちょっと苦しい状態】

過食ではない、というのが最大のポイント。
過食と食べ過ぎの違いは何か?
それが分からない方は、まずはそこからハッキリ書き出してみましょう^^

太ったら・・という心配の中身

たくさん食べる = すぐ太る

そんな構図が、頭の中にひしめいていた時期は、
たしかに「食べてしまったこと」への後悔が大きかったです。

そして、、、

食べる = 悪 

だったからこそ、もっと悩んでいたのです。

たくさん食べた自分 = 最低 ・・・・

そんなふうに思っていたのです。
少なく食べることがイイことで、
たくさん食べることは、「ガマンできない自分」でダメで。

だから、「食べたい自分」を抑えつけて、
「食べたい自分」を「無いもの」にして、
「食べたい自分」をムシして・・・
生きていたんだろうなぁと思います。

今の私が太る心配をしない理由


*2017年夏撮影

体質が変わったことを実感しているから。

食べ過ぎても
アイスクリームを毎日食べる時期があっても
別に太らないことが、何年も何年も続いているから。

人って、本当にやりたいことをやって、
会いたい人に会って、
食べたいものを食べて、
言いたいことを言って、
行きたいところに行って、
やりたいことを追い求めて、、、

そんな「生き方」をしていたら、
ブクブク太っていくことって、そんなに無いんじゃないかと思うのです。

もちろん、これに【科学的根拠はありません】。

でも、何年もかけて私は実感しています。

摂食障害の発症前から、
ホームステイ先の偏った食事に苦しみ、
肥満体の人が野菜スティックしか食べないカナダ生活に違和感を抱き、
「食べる」って何だろう?
「どうして【食べていない人】が太っているんだろう?」

そんな大きな疑問を
17歳のころからずーーっと抱いてきたのです。

合う生き方も
合う食べ方も
合う人も
合う服も
合う化粧品も
合う水も・・・

一人ひとりぜーーーんぶ違うのです!

ぜんぶ違うからこそ、
あなたが、あなたの「生き方」を見つけて、
あなただけに「合う方法」を選び抜いていくこと。

結局は、それが「太らない身体」への1番の近道だと思うのです。

カロリー計算しても、
食事制限しても、
何も変わらないからこそ、

拒食・過食の【根本】を変えていくのです。
【根本】こそ、あなたが変わるヒントがいっぱい詰まっているのだから。

拒食・過食の根本とは。