【ケーキの食べ方】「甘いものばかり」でもなく「食べたら止まらない」でもない。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

少し前に・・・
ストロベリー専門店に行った話を書きました^^

「変われない」時のヒント:「迷ったら動く」と決めて置く

その時に購入したケーキたち^^このカスタードクリームは最初からあふれ出ておりました(笑)。

シュークリームのほうを購入した日に食べて、
プリンのほうを、翌日に。

どちらも美味しかったです。

欲をいうなら・・・
「あっさりし過ぎ」でした(笑)。
結構大きいのですが、
結構あっさり(笑)。
なんだか、物足りなかったです^^;;

さて!
拒食でかなり制限しているにも関わらず、
甘いものだけを食べている人もいます。

過食で、一旦食べ始めると、
甘いものが止まらない人もいます。

過食嘔吐で、「吐く前提」で食べ始める人もいます。

みんなちがうように見えますが・・・
実は、同じ。

食べることが上手くいっていない状態。

食べることは、生きること。
つまり、生きることが、イロイロと難しくなっている状態なのです。

何不自由なく暮らしているように見えても、
住むところも食べるものもあっても、
心が全然自由じゃない。

心が自由じゃないまま、
心と反対のことを言ってしまったり、

心が苦しいのに、
作り笑いばかりを続けてきたり、

心が「もう限界!」と叫んでいるのに、
「全然平気!」とクチでは言ってしまったり。。。

だから、食べることが上手くいかないのです。

食べることを見直す以上に大事なこと。
それは「生きる」ことを見直すこと。

生きることを見直すためには、
じっくり時間をかけて
「これまで」を振り返り、語っていくこと。

「これまで」を語ることは、
決して、後ろに戻ることではなく、
未来に向かうために、
よりよい未来を手に入れていくためなのです。

「これまで」を語り、
「これまで」を見直し
「これまで」で得たことを知り
「これまで」で、ホントは苦しかったことを言葉に出し、
「これまで」もイロイロあったけど「自分」なんだなぁ~と、
「これまで」に感謝する。。。

だから、
「これから」を考え始めることが出来るのです。

1つずつ
一歩一歩。

今の摂食障害の治療で、それらが出来ていますか?