摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
いろんな本を読んでも
何度もネット検索をしても
「いいこと」
ポジティブなこと
メリットしか見つからない場合が多いです。
それは、カナダ暮らしでも同じです。
3月初旬に行ったカナダ旅でも、長年住んでいるからこそ分かるナマの声を聴くこと、これが目的の1つでした。
*大学時代の友人とブッチャートガーデンにて^^
私の新発見!ビクトリアに日本人は多いらしい(笑)
コレ、今回友人から聞いて初めて知ったことです!
本当に知らなかったです。
ビクトリアには、日本人在住者が結構な数いるようです。
日本語学校があるのは、その証。
私が大学時代、留学生と言えば、中国人留学生。
日本食料品店もあるものの、小さなお店が3ケ所くらい。
そのため、、、
「日本人が多い」という印象はありませんでした。
またネット検索でいろんな統計を見ても、比較が難しい。。。
ある統計は、日系人を含まない。
ある統計は、留学生のみをカウント。
それぞれに理由はあるのでしょうが・・・比較して正しい情報を得るのはちょっと難しそうです。。。
カナダ在住の友人からの情報によると、
カナダ人のお父さん
日本人のお母さん
という夫婦で、カナダに移住して、子供を日本語学校にかよわせている、というケースが多いみたいです。
カナダの保険制度は、「無料」に見えるだけだった・・・
*これもブッチャートガーデンにて。温室の中です。
コレも、意外でした。。。
カナダ留学中、私の記憶では月50ドルくらいを支払うと、病院がすべて無料!という素晴らしいシステムと思っていました。
実際、熱を出して、大学内のクリニックにかかった時も無料。
血液検査をした時も、無料。
「お会計の場所」というものが無かったように記憶しています。
ですが・・・
カナダ在住の友人による「ナマの声」では、
無料&ファミリードクター制度による、不満足な点も。。。
逆に言えば、選べる自由がない。
ファミリードクターは、各分野の専門とはいいがたい状態でも、診断が下されてしまう。。。
というデメリットも結構ツライものがあるみたいです。
やっぱり、「コレが絶対的にイイ」という制度って、本当は存在しないのかなぁ・・・と思いました。
ナマの声、経験者の声が必要なのは、摂食障害も同じ
*数少ない花の咲いている場所(笑)。あとは、ほとんど雪でした(涙)。
上記の通り、私の思い込みや感覚やネット情報だけでは分からなかったことが、カナダ在住の友人からのナマの声で、すごくリアルに分かってきました。
こうしたナマの声って、本当に貴重です。
もちろん、個人の感想なので、一人一人ことなる意見があると思います。
そうした異なる意見・視点を含めて、貴重な経験談だと思うのです。
摂食障害も同じではないでしょうか?
ひとり一人
年齢も
性格も
家族関係も
発症時の様子も
学校も
摂食障害の年数も
これまで受けてきた治療も
ぜーーーんぶ異なります。
だから個人の経験談と、あなたの状態がぴったりと重なることは無いと思います。
けれど、教科書的な本や、医学的な説明だけのネット検索では「●●療法」「体重が●kgなら・・・」といった通り一遍の説明に情報だけになってしまいがちです。
摂食障害の間、
何に悩み
何に落ち込み
何から「治そう」と思えたのか。
そんな赤裸々な摂食障害の経験談こそ、あなたの「治りたい」につながると思うのです。
誰もが、順風満帆の回復劇を遂げたわけではありません。
行ったり来たり、
時には投げ出したくなったり
時には治ることを諦めたくなったり
時には「どーせ自分なんか」と卑下したり、
いろーーんなことを経験して、決してV字回復ではない回復の道のりを歩んできたのです。
そんなナマの声こそ、あなたにとって最大の励ましになるのではないでしょうか?
摂食障害からの卒業クライアント様の声:「カウンセリングの途中には、『やめたい』『受けなければよかった』と後悔することも多々あります。でも、摂食障害が治って困ることは、本当に一つもないと思うのです」