摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
「1人分が分からない」というあなたへ
「分からない」のか、
「分かろう」としないのか。
「分からない」のか、
「分かっても、《自分はちがう》」と思うのか。
「分からない」のか、
「やってみよう!」と思えないのか。。。
きっと、いろんな「分からない」があるんだろうなぁと思っています。
あと、都合よく解釈する人も多いです。
「ふつうに食べられます!」というアピールをしながら、実は「ご飯(米)は食べないんです」と後から言っていたり。
「外食だと、1人分って出されるから、家より安心」と言いながら、実は家ではスープだけ・ダイエット食品だけの生活をしていたり。
結局、、、、
治るって、誰のため???
誰かを喜ばせるために治るものではありません。
誰かに褒められるために「治すために頑張っています!」というアピールをするのは、もう辞めよう。
ひとり分のランチ。
自分で選んで、自分で練習する。
そんな投資をしてみてください。
お菓子のダラダラ食べの原因は、ランチだった?!
冒頭の写真のランチをした後・・・結構お腹いっぱいになりました。
普段なら、夕方にしっかりお菓子を食べていますが、この日は無しでした。
ゆっくり時間を取って
バランスよく食べる。
こうすると、お菓子が食べたい!という気持ちも一緒に満たされる。
改めて、そう感じました。
でも、摂食障害の頃は、いつもいつも何かしら食べていました。
間食が多い食べ方がはじまったのは、拒食の時です。
きちんと食べられないから、せめて間食で栄養を摂ろう。
そう思って、クラッカーやドライフルーツやナッツなど、いつもいつも持ち歩くのが習慣になりました。
でも。。。
持ち歩く間食の習慣は、体重が増えた後も、生理が回復した後も、過食がひどい時期も、ずーーーーっと続いていました。
それが、「太る食べ方」だったのです。
持ち歩く間食の習慣こそ、「きちんと食べる」ことを取り戻そうとする意識も無く、続いてしまった理由でした。
ランチを、しっかり食べないからこそ、お菓子がダラダラ続きます。
「しっかり食べる」ことが怖い人こそ、「しっかり食べる」ことと向き合うことが必要です。
「しっかり食べる」が怖いのは・・・
・「しっかり食べる」とお腹にたまった感じがイヤ
・「よく食べるんだねー」と言われるのが怖い
・「食べている自分」を認めたくない・・・etc.
といった理由ではないでしょうか?
こうした理由を1つ1つ相談していくこと。
相談しながら、身体の問題・心の問題、それぞれを解決していくこと。
不安を無くすのではなく、不安があっても大丈夫な自分を作っていくこと。
それが、「食べること」に向き合うことであり、「自分」と向き合っていくことではないでしょうか?
カウンセリングで向き合うのは、「あなたという人」。
私がいつも大切にしていること。